目のコラム

「アフリカ人は目がいい」って本当!?視力低下をもたらす要因とは

視力がいいってどういうこと?

一般的に生活に支障がなく、問題なく見えるとされている視力数値は、1.0以上だと言われています。0.6以下の数値であれば、眼鏡やコンタクトレンズなどの視力矯正が必要です。

しかし眼科での視力検査の際には、裸眼では見えづらくても、視力矯正後に数値が良ければ問題ありません。

視力低下の原因

子どもの頃や、若い時には不自由なくはっきりと見えていたものが、なぜ見えづらくなるのでしょうか?視力低下の原因として考えられている、5つの要因を以下で詳しく説明します。

原因1「紫外線」

紫外線が目に与えるダメージは大きく、紫外線を浴びる時間が多いほど目の老化を進めてしまいます。その結果、老眼や白内障と言った目の障害が起こりやすくなり、視力が低下する可能性が高まります。

アフリカ人は目がいい?悪い?

世界の国々の中でも、自然豊かな大地と自由な生活や暮らしから、アフリカ人は目がいいというイメージがありますよね。

これ実は、「半分正解、半分間違い」なのです。

確かに、アフリカ人の子供の視力はいいのですが、成人の視力は日本人の方がいいのです。意外ですよね。

成人しているアフリカ人の目が悪いワケ

アフリカの環境は赤道に近く、人々が紫外線を浴びる時間は日本よりも遥かに長くなります。その一方で、彼らには紫外線対策をする習慣があまりありません。

結果として、大人になってから積り重なった紫外線の影響によって、視力が低下する人の割合が多くなっているのです。

紫外線対策は子供の時からしておこう

子どもの時に成長過程で紫外線を浴びすぎてしまうと、大人以上に視力が低下してしまうリスクがあります。子どものうちから紫外線対策をしましょう。

原因2「目を酷使している」

近年では、パソコンやスマートフォンの急激な普及により、仕事だけでなく私生活でも毎日ブルーライトを大量に浴びています。このブルーライトの影響で、目に負担がかかり、毛様体(光の屈折の調整をする目の周りの組織)がうまく機能しなくなり視力が低下してしまいます。

またブルーライトだけでなく、暗い場所での読書や、至近距離でテレビを見ることも目に負担を与えることになるため、視力低下の原因になります。子どもの長時間のテレビゲームも同様です。日頃から、気をつけて改善しましょう。

原因3「ストレス」

ストレスは人体に様々な悪影響を及ぼします。視力にも影響があり、「心因性視覚障害」と呼ばれる心理的なストレス性の疾患があります。この疾患は10歳前後の子どもにもみられ、主に女児に多い視覚障害です。比較的軽度の視力低下で自覚症状が少ないとされています。

学校でイジメの経験があったり、家庭で我慢することが多いと発症のリスクが高まります。少しの心の変化に気を配り、メンタルケアをして、子どものストレスを解消しましょう。

原因4「病気」

  • 白内障
  • 眼底出血
  • 網膜剥離
  • 加齢黄斑変性

これらは、視力の低下に繋がる可能性が高い眼病です。白内障は主に加齢が原因で起こります。最近では、医療の進歩により手術での身体の負担も減少しています。

どの病気も早期発見に越したことはありません。少しでも目に違和感や不快感を感じる時は、眼科で検診を受けてください。医師による適切な処置を受けて、視力低下のリスクを下げましょう。

原因5「遺伝」

視力の遺伝は確実に証明されているものではありません。しかし親が近視であれば、その子どもにも症状がでるケースも稀ではないので、無関係とは言いきれません。

親子の容姿が似ているように、眼球の形状も似る可能性があり、遺伝も要因の1つと言われています。

特に注意!目が紫外線にさらされやすい人

  • 紫外線の強い地域に住んでいる人
  • 屋外で働いている人
  • トラックドライバー等の職業ドライバー
  • 登山、釣りなどの屋外レジャーが趣味の人

これらの人々に共通しているのは、紫外線を浴びる時間が長いことです。仕事や趣味の関係で、どうしても紫外線を避けられないことはあります。適切な紫外線対策を行い、できるだけ目を保護し、あまり目に負担をかけないようケアしましょう。

目を紫外線から守るグッズの紹介

紫外線を浴びることにより、様々な眼病を引き起こす可能性が高まります。目も肌と同様に日焼けをし、加齢とともに目にもシミが現れることもあります。

紫外線によるダメージは、一年を通して起こります。そんな紫外線から目を守れるグッズを以下でご紹介します。

その1「コンタクトレンズ」

コンタクトレンズの種類は豊富で、値段も手頃なものが増えています。眼鏡よりもコンタクトレンズの方が、安全に屋外でのスポーツやアウトドアも楽しめます。

紫外線対策として使用できるUVカット機能付きのコンタクトレンズをおすすめします。

コンタクトレンズで有名なジョンソン&ジョンソン社のアキビューシリーズは、目の健康を考えて全製品にUVカット機能が備わっています。

代表的な製品一覧

  • ワンデーアキビュー
  • アキビューオアシス
  • ワンデーアキビューディファイン

その2「眼鏡」

コンタクトレンズは直接目に入れて使用するため、長時間つけていると目に負担がかかります。また、子どもや高齢者にとっては取り扱いが困難ですよね。

眼鏡の使用に慣れている方や、コンタクトレンズが苦手な方にはUVカット眼鏡をおすすめします。

UVカット眼鏡の性能やデザインも様々です。有名な眼鏡メーカーの「JINS」や「Zoff」から、比較的低価格で購入できるものが多数販売されています。おしゃれなデザインの眼鏡も多く、年齢や用途に合わせて眼鏡を選びましょう。

その3「サングラス」

サングラスは日差しの強い時期、眩しい光を避ける為の定番アイテムです。サングラスと言えば、レンズが真っ黒などレンズの色が濃いイメージがあります。

しかし、紫外線対策で使用するサングラスは、UV機能があり、レンズの色が薄いものを選んでください。

その理由として、目の瞳孔は暗い場所で開く仕組みになっているので、サングラスのレンズが濃い色だと瞳孔が開き、紫外線を多く取り込む可能性があるからです。

その4「帽子」

紫外線対策の帽子を選ぶポイントは、「素材にUVカット加工がされているものを選ぶこと」です。

一般的に、帽子の色によって紫外線の吸収量も変わりますが、素材にUVカット加工をしているものだと、色を気にする必要はありません。お気に入りの帽子をコーディネートの差し色として使うこともできますので、おしゃれを楽しむことができます。

また、形はつばの広い帽子をおすすめします。帽子の唾が広いと、目に入る紫外線をカットする確率が高くなります。一般的に、7センチ以上のつばの長さから紫外線量を多くカットできると言われています。

その5「日傘」

日傘は主に、女性が使用する定番の紫外線対策アイテムです。近頃ではファッション性の高いおしゃれな日傘や、仏事、法事などにも相応しい日傘が用途別に販売されています。

また帽子よりも広い範囲で身体を覆うことができますし、セットしたヘアスタイルが崩れてしまう心配もありません。そのため、日傘は、幅広い年齢の女性に支持されています。

日傘を選ぶ時の注意点は、UV機能であることと、そして日傘の裏側の色にも気をつけましょう。紫外線はアスファルトに反射し、照り返しの恐れがあります。

白は紫外線を反射し、黒は吸収します。日傘が紫外線を吸収してくれることにより、白よりも黒の方が紫外線を防ぐ効果が高くなります。裏側の色は白は避け、黒や濃い色を選ぶことをおすすめします。

まとめ

視力低下には、生活習慣や目の病気によるものなど様々な要因があります。目は人間の身体の中でも唯一むきだしになっている臓器です。紫外線の影響などで起こる視力低下を避ける為に、定期的な検診やグッズで適切な対策を行い、大切な臓器を守りましょう。