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片頭痛ってどんな病気?目のチカチカはそのサイン?

最終更新日:2018/06/28

ズキズキと頭が痛くなることが続く、いわゆる頭痛もちだと、仕事や勉強、家事などに支障が出るので本当に憂鬱ですよね。痛みを抑えたいけれど、できるだけ鎮痛剤は飲みたくない、そんな悩みをもっている人も多いでしょう。

脈を打つように痛む頭痛を一般的に片頭痛と言いますが、そもそも片頭痛はなぜ起きるのでしょうか?もし自分で予防できるならその方法を知っておきたいものですよね。そこで今回は片頭痛の原因や特徴、前兆、対処法などについてご紹介します

片頭痛の原因と特徴・主な症状・前兆について

誰でも一度は悩まされたことのあるであろう片頭痛。なぜ痛みが起きるのか?またどんな症状が出るのか?その前兆は?それぞれ見ていきましょう。

片頭痛の原因と特徴とは?

頭の片方もしくは両方のこめかみあたりや目の奥、後頭部などがズキズキと脈を打つように痛くなる頭痛のことを、片頭痛と呼びます。頭が全体的に重たく、鈍痛が続く風邪などの場合の頭痛とは明らかに違う痛みがあります。

片頭痛が起きる原因は、主に頭の中の血管が拡張しすぎることによる炎症や腫れが原因と考えられています。ストレスがたまったり、ひどく疲れたりすると神経伝達物質・セロトニンが急激に増えて、大きな血管をきゅっと収縮させた後に、その反動で拡張します。その動きによって炎症や腫れが起き、頭痛へとつながります。

また、血管の周囲にある三叉神経(※)がストレスなどの影響で、血管を拡張する刺激物質を放出することが原因とする説もあります。

三叉神経(さんさ しんけい)とは?

三叉神経とは、頭部と顔面を支配する、脳神経の中で一番太い神経です。顔の感覚を脳に伝える神経で、脳から出て目、上あご、下あごに向けて3つに分かれて伸びているため、「三叉」神経と呼ばれています。片頭痛は三叉神経が関係していると考えられています。
 
引用:三叉神経痛|痛みの疾患ナビ|さまざまな痛みの情報サイト – 疼痛.jp

片頭痛の主な症状とは?

片頭痛の症状は「間欠的に」「脈を打つような強い痛み」が起こるという特徴があります。ズキンズキン、ガンガンといった我慢しがたい痛みが脈を打つように一定のリズムで感じるパターンが多いです。

痛みが出る箇所は個人差があり、頭の片方だけという人もいれば両方という人もいます。目の奥や後頭部、首に近い位置などに感じる人もいるようです。

痛みが出る頻度も個人差があります。月に1~2回程度の人もいれば毎週のように痛みに悩まされる人もいます。一度痛みが出ると1~2時間でピークに達し、長い人だと数日続くこともあります。またあまりに強い痛みに吐き気を感じたり、実際に嘔吐してしまう人もいます。

片頭痛の前兆とは?

片頭痛に悩む人の中には、前兆を感じる人もあります。本格的な痛みが出る前に前兆となる症状が出るもので、全体の30%前後を占めます。

多いのは目の前がカメラのフラッシュのようにチカチカと光る閃輝暗点(せんきあんてん)の症状を感じるというもの。片頭痛が起こる数時間前にあらわれ、視野の片隅や中心部が見えにくくなります。この他に感覚異常や軽い言語障害、頻繁なあくび、肩や首のこりなどが出る場合もあります。

通常これらの前兆は15分程度、長くても30分程度で消え、その後片頭痛が始まります。

片頭痛の分類は?

風邪などが原因の頭痛なのか片頭痛なのかを正確に判断するには、国際頭痛分類第3版beta版(ICHD-3β)が使われています。これは国際的な診断基準で、前兆があるかないかによって2種類に大別します。

前兆のある片頭痛

視覚症状・感覚症状・言語症状・運動症状・脳幹症状・網膜症状のうち、1つ以上が5分以上かけて進むか、2つ以上が5~60分程度続く、これらの症状が少なくとも片側に起きた後、60分以内に頭痛が起きる、こうした条件を満たした発作が2回以上起きた場合は「前兆のある片頭痛」に分類されます。

前兆のない片頭痛

頭痛が4~72時間続いた上に、片側性・拍動性・中~重度の頭痛が起き、歩行や階段の上がり降りといった動きで頭痛がひどくなる、あるいは頭痛とともに吐き気や嘔吐、光や音に対する過敏反応を起こす、こうした条件を満たした発作が5回以上起きた場合は「前兆のない片頭痛」に分類されます。

片頭痛の応急処置は?

一度起きると、なかなか痛みがおさまらないことも多い片頭痛。かといって放置しておけば日常生活に影響が出てしまいますから、早めに対処したいものです。痛みが起きたときの応急処置をいくつか挙げておきましょう。

保冷剤などで痛い箇所を冷やす

「体が冷えているせいだ」とあたためる人がいますが、これは逆効果です。

先ほどご説明したように、片頭痛が起きるのは頭の血管が拡張したことによるものです。拡張を抑えれば痛みも軽くなりますから、痛い箇所を冷やすのがおすすめです。

光や音の刺激を受けない場所で安静にする

強い光や音が刺激となって痛みが増幅することはよくあります。静かで暗めの室内で体を横にしてしばらく休むだけでも、痛みがやわらぐことがあります。横になれない場合は、椅子に座って休むだけでもかまいません。パソコンやスマートフォンの使用は痛みがあるうちはできるだけ控えましょう

刺激物を口にしない

コーヒーや緑茶などのカフェインが入った飲み物は人によっては刺激が強すぎて症状を悪化させることがあります。できれば痛みがある間は避けておきましょう。

またチョコレートやチーズなど特定の食べ物を食べると片頭痛が起きやすい体質の人がいます。もし自分で分かっているならそれらの食べ物は食べないように、もし食べるとしても少量に抑えておきましょう。

睡眠をよくとる

睡眠不足によって疲れやストレスがたまるとセロトニンの分泌量が増えやすくなります。規則正しい生活を送るのがもちろん一番いいのですが、仕事や勉強などで難しい時は、日中に昼寝を15分ほどはさむなどして睡眠不足をできるだけ補うようにしましょう

そのほか、片頭痛を予防するという意味ではストレスをこまめに解消するよう意識することが大切です。友人と食事やおしゃべりを楽しむ、軽い運動を行う、映画を見に行くなど、好きなことを日常生活の中に取り入れて適度に気分転換を行うように心がけましょう。そうすることで、緊張が適度にほぐれ、セロトニンの増加による血管の拡張が抑えられる可能性が高まります。

病院に行く

「片頭痛がなかなか良くならない」「むしろ以前よりも悪化しているような気がする」といった場合には医者に行くようにしましょう。「これはおそらく片頭痛に違いない」と思っていたものが、実はくも膜下出血や脳出血など重い病気だったという可能性もあります。

どうしても痛みが取れないときは、用法容量を守った上で鎮痛剤を使うのも悪くはありません。しかしできるだけ片頭痛を薬なしで軽快させる、もしくは予防することで発生の抑制そのものにつなげたいですよね。

片頭痛が起きたらできる範囲で応急処置を行いながら、同時に片頭痛そのものを起こしにくい環境を少しずつ作っていきましょう

ライタープロフィール

ことばスタイルと申します。難しいことを丁寧に説明することを心がけます。
   

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