目のコラム 目の歴史と未来

【2018最新】視力回復の仕組みとお手軽にできる方法とは?

「最近、モノが見えづらくなってきた」
「メガネやコンタクトの度が合わない」

など視力低下を感じていませんか?

パソコンやスマートフォンを長時間利用する現代では、これまでよりも視力低下が身近になってきています。

そんなとき、少しでも視力低下を改善できたら!と願う人も多いはず。そこでこの記事では、視力低下の予防・回復の効果が期待できるお手軽な方法をご紹介していきます!

短時間に手軽に行えるものばかりなので、チェックしてみてください。

視力低下のメカニズム

視力の低下はどのようにして起きるのでしょうか?

一般的に視力が低下する理由として目の屈折異常や白内障といった目の疾患によるもの、外傷が原因となるものや視神経の損傷によるものが挙げられます。ここでは私たちに一番身近な例である「屈折異常」による視力低下のメカニズムについて説明していきます。

私たちが普段モノを見ている目の構造はカメラとよく似ています。目の中に入る光を虹彩で調節し、角膜や水晶体でピントを合わせています。さらに網膜に入ってきた光を目の奥にある視神経が電気信号として捉え、脳へと伝達することで私たちはモノを見ることが出来るのです。

ここで視力低下の原因となるのは、目のピント調節機能を司る「毛様体」です。カメラで写真を撮ったとき、ピントがずれてしまった写真はぼやけてうまく写っていませんよね。写真と同様で目の場合も、ピントを調節する毛様体がうまく機能しなくなることで視界が悪くなってしまうのです。

視力回復に効果のある動画

ここでは実際に視力回復に効果がある動画をご紹介していきます。すぐに出来る方法ばかりなので、実践してみてください。

動画1「【眼科医直伝】老眼・近視回復トレーニングの遠近ストレッチ」

こちらの動画では、中目黒眼科院長の杉本由佳先生が視力回復に効果が期待できる目の運動方法を紹介しています。目の周りの筋肉である「毛様体」は、目のピント調節機能をもつ重要な役割を果たしています。この筋肉の低下することで、同時に視力の低下を引き起こします。

この動画で紹介されているトレーニングは毛様体に働きかけるトレーニングとなっており、これを行うことで老眼・近視の予防と改善の効果が得られます。

やり方

  1. 目の前15センチほどに人差し指を立て、5秒間見つめます
  2. 腕を伸ばしきり、再度指先を5秒間見つめます
  3. 見終わったら指先から視線を外し、一番遠くを5秒間見つめる
  4. 遠くを見終わったら、これまでの手順を逆にたどっていきます(②→①)
  5. ①〜④を1日に5回程度行います

動画内では、視力回復ストレッチ以外にも「目のツボ押し」が紹介されています。遠近ストレッチと一緒に行うとより効果的です。

動画2「どこでも視力回復を目指せる眼球運動」

眼球運動にもっとも良いのが視野を広げる運動と、視線を動かす運動です。動画では自分の指を使って簡単に行える眼球運動を紹介しています。

やり方

  1. 両手の人差し指を立て、左右の手を肩幅くらいまで広げます
  2. 右、左と交互に立てた人差し指の指先を焦点が会うまで見つめます ※このとき頭ごと左右に動かすのではなく、眼球を動かし視線だけを左右に向けます。

慣れてきたら眼球を動かすスピードを上げたり、左右の手をさらに広げるのも良いでしょう。

動画3「視力回復に効く!簡単ツボマッサージ」

長時間の作業で疲労し、視力低下を引き起こしている人に効果的な目のツボ押しについて紹介されています。目が疲労していると感じたときに、行なってみてください。

やり方

  1. まず目頭の横にあるくぼみを人差し指の腹で押します
  2. 次にまぶたにある骨のくぼみを親指の腹を使って下から押します
  3. 頬骨の一番下の部分を、親指の腹を使って下から押していきます
  4. さらにこめかみを左右から押します
  5. 最後に親指をこめかみにあてて、人差し指を使って目の周りを優しくマッサージします
  6. ①〜⑤までの動作を2回行なってください

【2018年】視力回復に関する最新情報

遺伝子による視力低下も遺伝子治療で改善可能?

10月12日付「HealthDay News」記事によると、米国食品医薬品局(FDA)の諮問委員会は、「RPE65遺伝子変異」を原因とする「稀な遺伝性網膜疾患に有効な遺伝子治療薬」の承認を勧告することを全会一致で決定したと発表した。承認されれば、米国初の遺伝性疾患に対する遺伝子治療となる。

この遺伝子治療薬を開発した米国の製薬企業「Spark Therapeutics社」によると、遺伝性網膜疾患は若年期から進行し、最終的に失明する場合が多い。しかし、有効な治療薬はなかった。

今回の遺伝子治療薬の「voretigene neparvovec(商品名 Luxturna)」は、人体に無害なウイルスをベクターとして用いたRPE65遺伝子を、網膜内の細胞に注入する。投与によって、遺伝子が正常な状態に修復され、細胞の機能が回復する。同薬の開発にも参加した医師は「最大限の回復のためには両眼に注入する必要がある」と説明する。

引用:遺伝性疾患も遺伝子治療で改善する時代に突入…視力が劇的に回復 | ビジネスジャーナル

生まれつき網膜の疾患が原因で視力低下を引き起こす場合、これまでその視力低下を防止する有効な手段がありませんでした。しかしこの研究によると、遺伝子を根本的に治療する薬「voretigene neparvovec」が開発されたことで視力低下を回復することが可能になったのです。

遺伝子の突然変異が原因で生じる「RPE65突然変異」の治療薬として作られ、これにより患者の視機能を改善できるようになりました。

日本国内でも認証された場合、国内初の遺伝子治療となることから注目が集まっています。

細胞移植による視力回復に効果アリ!

目の角膜が濁って視力が低下する「 水疱(すいほう)性角膜症」の患者11人に、他人の角膜の細胞を人工的に増やして移植したところ、全員の視力が改善したと、京都府立医科大などのチームが発表した。3年後をめどに新しい治療法として国の承認を得ることを目指す。

引用:角膜の濁り、細胞移植で視力回復…京都府立医大 : yomiDr. / ヨミドクター(読売新聞)

目の角膜が濁ることで視力低下を招く「水疱性角膜症」。この疾患による視力低下を改善する治療法として、細胞移植による方法が実現しました。

アイバンクによって提供された目の角膜を、水疱性角膜症の患者11人に移植したところ手術をうけた患者11人全員の視力が回復したとのこと。この移植手術による拒絶反応や感染症も起きなかったことから、新たな治療法としての確立を目指しています。

ゲームで遊ぶだけで視力回復!?

TRTによると、中東工科大学の研究員が目の悪い人の視力を改善するために、目の動きだけを用いて遊ぶゲームを開発したそうです。このゲームで遊ぶことで視力低下を招く視線の固定を防止し、眼球運動としても利用することが出来ます。

実際に弱視を持つ子供が行なったところ、視力改善につながったという結果も報告されています。これまでの単調でつまらない視力改善トレーニングよりも楽しみながら運動することが可能となり、一般者への公開も始まっています。

まとめ

視力回復の効果が期待できるエクササイズやマッサージを紹介してきました。

視線が長時間一点に固定されることで、目の筋肉が疲労し視力低下を招きます。普段から視線を固定せず、時々遠くの方を眺めたり、眼球を動かすことで視力低下の予防につながります。

まずは小さなことから始めてみてくださいね。