目の病気

光や色に注意!視覚過敏とは?視覚過敏の症状・対処法について

「視覚過敏」という言葉を知っていますか?

視覚過敏は、脳の情報処理の問題で起こり、景色が明るく見えすぎてしまったり、相手の顔がぼやけて見えたりするといわれています。生まれた時から視覚過敏だと、「その世界が普通」だと思っているため、なかなか自分では気づきにくく、知覚過敏だと知らずに視覚による「頭痛や吐き気」の悩みを抱えたまま過ごしている人もいます。

視覚過敏は、早めに気がつき対策を練ることで視覚のストレスを緩和することが可能です。 今回は、知覚過敏の症状とその対処法を解説していきます。

視覚過敏とは?

視覚過敏は、目に異常があるわけではなく、感覚過敏の一種だといわれています。 視覚から入る情報に対して過剰に反応してしまい、「眩しく感じる、字が読みにくい」という症状と一緒に「頭痛や目の痛み」等があらわれることがあります。

それにより、多くの人が日常生活に対する悩みを抱えています。視覚過敏の人の見え方は個人差があり、 視覚過敏の人が全員同じ見え方をしているわけではありません。

例えば、白い紙に書いてある文字の方が読みやすい方もいますし、逆に少し色がついている紙に書いてある文字の方が読みやすいという方もいます。

視覚過敏の症状

視覚に対しての感覚が過敏に反応してしまうため、下記のような悩みを抱えています。

  • 車のライトが眩しい
  • 街頭のせいで周りが見えにくくなる
  • LED電球などの明るすぎる光で、視界が覆われる
  • 太陽の光で周りが見えにくい
  • カラフルなものを見ると目が痛くなる
  • PCやスマートフォンなどの画面が見にくい
  • デパートや人混みで気持ち悪くなる
  • 人の顔がぼやけて見えにくい
  • 視覚過敏で目が痛くなってしまい涙が出てしまう
  • 視覚過敏で目に激痛が走り開けていられなくなる
  • 字が見にくい、動いて見える

このような症状から、日常生活で様々な影響を及ぼしてしまう場面も多く、以下のようなストレスを抱えた生活を送っている人も少なくありません。

「太陽の光が眩しすぎて窓際には座れない」

「LED電球を使用している部屋だと目が痛くなる」

「車の運転中に、対向車のライトで目に激痛が走る」

「明朝体のような太さが一定でない字が読みにくい」

視覚過敏への対処法

知覚過敏は、視覚からの情報を一部遮断してあげることで症状が緩和されることがあります。そのため「サングラス」を着用すると眩しさや目の痛みが軽減されると言われています。

また、文字は明朝体のような太さが一定でない文字よりは、 ゴシック体のような一定の太さの文字の方が読みやすいと感じる方が多いようです。

この他にも様々な視覚過敏対処法がありますのでご紹介します。

視覚過敏対処法

  • 屋外屋内にかかわらずサングラスや色眼鏡、帽子を着用する
  • 白い紙の文字が読みにくいようならば、カラー下敷きやクリアファイルをかぶせて文字を読む
  • 教科書や本を読む際は、重要な部分だけマーカーで線を引き、視界から入る情報をなるべく減らす
  • 電車など人の多いところでは、安全な場所で目をとじて休む
  • カラーコピーで見にくい場合は、白黒にコピーしなおす
  • カーテンは閉めておく
  • PCやスマートフォンにブルーライトをカットするシートを貼る

視覚過敏の方の家族ができる対処法としては、部屋のレイアウトを「視覚過敏の人の目に優しいもの」にすることや、柄物ではなく無地の物を意識した家具や洋服を選ぶようにすることです。

視覚過敏で苦労をしてしまう方は多くいますが、デメリットばかりではなく、 視覚から入る情報を記憶しておく能力にたけているという面もあります。記憶力が良いことに加え、繊細な色を表現できる芸術的センスを発揮している方も少なくありません。

まとめ

今回は、視覚過敏について解説させていただきました。視覚過敏は、周りの理解が必要不可欠です。もしも周囲に視覚過敏の人がいたら、「コピー用紙は優しい色にする」「カーテンは閉める」などの光や色に配慮することを意識し、視覚から入る情報のストレスを軽減するサポートができるように心がけましょう。