目のコラム

目に優しいモニターは?モニターの仕組みと光について

デスクワークを行ったり、DVDや動画を見たり、ゲームをしたり…PCやスマートフォンなどの電子機器は、今や私たちの生活に欠かすことができないツールです。しかし、PCのモニターは「スリッカー」と呼ばれるちらつきや、LEDに含まれるブルーライトなどが目に大きな負担を与えますので、長時間の使用は疲れ目などの原因になると言われています。PCモニターを上手く使用しないとかえって目に負担を与えますので、快適なPCライフを過ごすためには、自分のPC使用に合わせたモニターを選び、目への負担をきちんと考える必要がありますよね。

今回は、モニターが人間の目に負担を与えてしまう原因と、目に負担をかけてやすいモニターの使い方をはじめにご紹介します。その後、疲れ目やドライアイを防ぐためのモニター活用方法と、ユーザーに人気の高いおすすめモニター、またモニターの仕組みと光、目の負担の軽減方法についてまとめました。今後のPC活用を快適にするためにも、ぜひ参考にして下さいね!

目に負担の大きいモニターの使い方

まずは、目に負担をかけるモニターの使い方をチェックしましょう。PCを使って作業をしている時、目がとても疲れたり、乾いたような経験はありませんか?

モニターの使い方が間違っていると、目に大きな負担を与え、疲れ目やドライアイだけでなく、肩こりや腰痛など体全体の不調を引き起こす原因にもなります。目に負担を与えるモニターの使用方法は決して特別なものではありません。意外と多くの人が陥りやすいポイントを気をつければすぐに改善につなぐことができます。

自分の使い方にも思い当るところはないか、現在のPC環境と照らし合わせてチェックすることが、快適なPCライフへの第一歩です。

目とディスプレイの距離が近い

PCを使っていて目が疲れる原因のひとつが、自分の目とディスプレイとの距離が近くなっていることです。これは、ディスプレイの配置が目に近い位置にあったり、姿勢が悪くなって知らず知らずのうちにディスプレイを目に近付けている、などの原因が考えられます。

TVにも言えることですが、電子機器は適度な位置で視聴したり操作を行わないと目に大きな負担をかける原因になります。

一般的に、PCディスプレイと目との理想的な距離は40センチ以上だと言われています。モニターがワイド画面になったディスプレイの場合は、50センチ以上離すことが必要です。

また、PCのモニターは目に水平の高さでに設置するよりも、視線から少し下げる程度の位置に設置することがとても大切です。モニターの位置で疲れ目だけでなくドライアイの防ぐことになるからです。

例えば、モニターを目の高さよりも上にすると、上目遣いでモニターを長時間見続けることになります。上目遣いの視線は目が大きく開くため、表面の涙が蒸発して眼球が乾燥しやすくなり、ドライアイの原因にもなります。モニターを上にすることは避けて下さい。

椅子に座る時は前かがみになるのではなく、背筋を伸ばして深く腰掛けましょう。腰や方に負担をかけないよう、背中は背もたれよりも手前の位置ではなく、しっかりと背もたれに当てます。身体が沈んでしまう場合には椅子を変えたり、クッションなどで適度に調節しましょう。

ディスプレイの明るさを調整できていない

PC使用時の姿勢には常に気をつけているはずなのに、それでも目が疲れてしまうという場合は、ディスプレイの明るさが適切に調節できていない可能性があります。目の負担を考える場合、ディスプレイの明るさ調節は、部屋の照明がどれくらい明るさなのか、PCに影響することも考えながら調節する必要があります。一般的なオフィスの照明は300~500ルクスの光量があります。この場合のディスプレイは100~150カンデラ程度の明るさに調整するのが理想的です。

とは言っても、ルクスやカンデラなどの単位の目安はなかなかピンときませんので実行しにくいものですよね。

さらに目に負担をかけないもっとも簡単な方法は、オフィスで使用されている白い用紙と、ディスプレイの明るさとを統一することです。白い用紙を基準にディスプレイの明るさを調整すると、明るさに統一感が出ますので目に負担をかけることが少なくなります。

ディスプレイは明るすぎても暗過ぎても目に負担をかけます。白い用紙は目に適度な明るさがありますので、これを基準に調整するとPCが使いやすくなるのです。姿勢を正してPC操作をしているのに、目に負担がかかっていると感じる場合は、ディスプレイの明るさも調節してみましょう。

ブルーライト対策をしていない

ブルーライト

最近よく聞く「ブルーライト」。PCやスマートフォンを使用する時に出てくるために一般的な言葉になりつつありますが、実際にはどのような光なのでしょうか?

ブルーライトは、家庭で使われている蛍光灯、PCやスマートフォンなどから出ている光であり、人間が肉眼で見ることのできる光(可視光線)の中でも、紫外線を多く含んだ光として知られています。また、最近住宅用の照明として使用されているLEDにも含まれています。太陽光の一部にもブルーライトがありますので、人工的な光ではなく自然界にも存在する光です。

ちなみに、PCやスマートフォンにブルーライトが含まれている理由は、現在多くのオフィスや家庭で使われている液晶画面に、LEDのバックライトが使われているためです。蛍光灯や太陽の光にも含まれていますので、決してブルーライトがすべて人間に有害というわけではありません。

適度にブルーライトを浴びることは、人間の体内時計を調節する効果がありますので、規則正しい生活をするためにも必要だと言えるでしょう。

しかし、PCのモニターやスマートフォンの画面にはブルーライトが多く含まれていますので、じかにブルーライトを見ながら操作を行います。適度ではなく、長時間ブルーライトを見ることが目に負担をかける原因になるのです。

それは、ブルーライトの特徴にもあります。ブルーライトは波長を分散する特徴があり、人間の網膜の手前で像を結びます。網膜の手前で結ばれた像は、人間の目にぼやけて映るため、眼球は像にピントを合わせようとフル活動します。眼球のフル活動自体にあまり自覚はありません。しかし、PCやスマートフォンを見続けていると、次第に目が疲れてくるのはこのような眼球がフル活動して常に緊張状態になっていることも原因です。

そのため、快適なPC作業を行う時は、ブルーライト対策も大切です。例えばブルーライトをカットするためのメガネをかけたり、ディスプレイにブルーライトを遮断するためのフィルターをあてるなど、目を酷使しないような工夫を行いましょう。ブルーライトと目に関する因果関係は、まだ研究中なのでどのような影響を及ぼすかははっきりとわかっていません。しかし、長時間のPC作業でブルーライトをじかに見ることは目に負担をかける可能性もあることは気をつけた方がよさそうです。

ディスプレイのサイズが大きすぎる

ディスプレイを使っていて目に負担が生じる原因のひとつは、使用しているディスプレイのサイズが大きすぎることにもあります。

近年はPCの大幅な普及もあり、デスクトップにTV画面のような大型のディスプレイを使用するユーザーも増えてきました。TVの画面は、小さいより大きい方がゆったりと見ることができるので、目も疲れにくいです。

そのような経験から、目を疲れさせずに作業するためには、ディスプレイは小さいより大きい方が使いやすいとつい考えてしまいますよね。

また、TVとPCのディスプレイを兼ねて使用する方もいますので、TVとしての見やすさを重視してディスプレイは大きめのサイズを選ぶ方もいらっしゃるでしょう。ただ、TVの画面とPCディスプレイは使用用途が似て非なるものです。

TVは番組を鑑賞したり、ゲームをするなど娯楽に対応した機器なので、あまり細かい作業を必要としません。しかし、近い距離からTVを鑑賞すると疲れ目の原因になりますので、遠い距離からでも画面がはっきり見ることのできる大きなTV画面は目の健康のために適していると言えます。

一方、PCのディスプレイは事務ソフトを使って活字や数字を入力したり、インターネットで細かい記事を読んだりと、眺めるというよりもむしろ仕事のために凝視する機会が多い機器です。

これらのことから、PCのディスプレイは事務の細かい作業がスムーズに行いやすい27インチほどがベストなサイズだと言えるでしょう。先に述べたように、モニターは40センチほど距離を置いて使用するのが理想的です。

27インチのモニターですと、間隔を40センチ開けても文字が小さすぎたり、大きすぎたりすることはありません。これからモニター選びを検討している方は、27インチのモニターを基準に検討してみてはいかがでしょうか?

文字のサイズが小さい

これまで述べてきた対策を行っていても、目が疲れると言う場合は、いったん使用しているディスプレイの文字サイズに注目してみましょう。ディスプレイ本体のサイズは問題なくとも、モニターで使用している文字サイズが小さくなっている、ということはないでしょうか?

先に述べたように、PCやスマートフォンに使われているブルーライトは、網膜の前で像を結ぶので、目は像を認識するためにフル活動でピントを合わせます。PCの文字サイズが小さくなっていると、ピントの合わない文字をはっきりと認識しようとするため、目はフル活動しながら無意識のうちに余計な力が入ってしまいます。

事務作業は文字や数字を扱うことが多く、インターネットも活字を目にする目にする機会の多いコンテンツです。新聞などの紙媒体でも活字は小さくなっていますが、PCのモニターはブルーライトの刺激も目に与えます。

モニターの小さな文字を見続けることは、目に極端な負担を与えて疲れ目の原因になってしまうのです。このようなことから、モニターの文字サイズは小さめに設定せず、すぐに読んだり確認することができるよう、自分の目で認識しやすい大きさに設定するようにしましょう。

一般的に、読みやすい文字サイズは16pxくらいの大きさが理想的です。使用するソフトによっても見やすい大きさは異なって来ますが、16px前後を目安に調整して使用してみましょう。

目に負担の大きいモニターの特徴

ここまでは、ユーザー自身が目に負担をかけてしまうモニターの使い方についてまとめました。今度は、目に負担が大きくかけてしまうモニターの特徴について見ていきましょう。使い方に問題がなくても、モニター自体が目に負担をかけている場合もありますので、現在使用しているモニターに思い当るところがないかチェックしてみて下さいね。

PWM調光を使っている

調光というのは明るさを制御するものを指します。PWM調光は、LEDバックライトを使用したタイプの調光です。調光の種類は、PWM調光・DC調光がありますが、どちらかというと現在多く販売されているモニターはPWM調光が主流になっています。

このPWM調光は明るさ調節の範囲が広く、回路設計も簡単に行えることが幅広く普及している理由です。

しかし一方でバックライトのちらつき(スリッカー)が気になって目が疲れてしまう、という声も多く見られます。

そのため、もうひとつの徴候であるDC調光も注目されつつあります。DC調光は回路設計が複雑で、暗い表示の場合色の制御をするのが難しい調光です。複雑という特徴からなかなか一般的に普及しなかったのですが、PWM調光と違ってちらつきが起こらないので目に負担がかからず、結果として疲れ目を防ぐと言われているのです。

PWM調光のちらつきが気になる方は、DC調光を使用したディスプレイの使用を検討してもいいかもしれません。

また、最近ではスリッカーカット機能の搭載をアピールしているディスプレイも増えてきました。ちらつきが気になる、目に負担がかかる、と感じていらっしゃる方は、ディスプレイを購入する際にスリッカー対策をしているかどうかも確認した方がいいですね。

外光を反射しやすいディスプレイを使っている

PCのディスプレイを使う時は、ディスプレイの明るさや角度、文字の大きさなどを見やすいように設定することはとても大切です。一方で、使用しているディスプレイが設置場所の周りの光を反射しやすいものではないかどうかもチェックしてみましょう。

PCは配置場所によって視覚に左右される機器です。ノートPCの場合は簡単に移動できますので、あまり配置場所にこだわる必要はありませんが、デスクトップのPCは一度配置すると移動が容易ではありませんので必然的にこだわることになります。

例えば、PCデスクを窓際に置いていると、窓から差し込む光がディスプレイに反射しますので、知らず知らずのうちに視界を妨げられたり、まぶしくてつい目に力を入れるといった動作を行ってしまいがちです。

一点の場所を見ながら目に力を入れ続けた状態が続くと、眼球運動が妨げられてしまい、疲れ目や眼精疲労の原因になってしまいます。もし使用しているディスプレイが外光を反射しやすい場合は、PCの配置場所を工夫して、適度に見やすさを感じるディスプレイ環境が保てるようにしましょう。設置する場所が窓際だったり、照明が天井の中央に設置されている住宅だったりすると、反射が高くなってかえって目に悪影響があります。

ちなみに、最近のディスプレイは外光の反射を考慮した「非光沢コーティング」機能を搭載したタイプも販売されています。住宅事情で、どうしてもPCを窓際や照明の真下に設置せざるをえないと言う方もいらっしゃると思います。

そんな場合は、「非光沢コーティング」機能搭載のモニターかどうかをチェックして購入を検討することもおすすめです。

ディスプレイの角度の調整機能が不十分

PCを使用する時は、ディスプレイの距離に加え、モニターと目との角度を調整することがとても大切です。モニターをどのような角度で見るかによって目の負担が異なり、ドライアイ予防になるからです。理想的な設置角度は、目に水平よりも少し下向きに行いましょう。

ディスプレイを水平、または少し下向きに設置すると、それに合わせて目も下向きの視線になります。下向きの視線は目を大きく開ける必要がないため、眼球の表面に涙が分泌して潤いやすくなりドライアイを防止することができます。

逆にディスプレイを目の高さより上に設定すると、視線が上向きになるので目を大きく開けて見る必要があります。目を大きく開けたままだと表面の涙が蒸発して眼球が乾燥しやすくなり、ドライアイの原因になりやすいのです。

また、ディスプレイの角度によっては、外の光や照明が映り込んで視界が遮られてしまいます。そのようなことが起きないように、自分の見やすい角度を調整して使用しましょう。ディスプレイの角度調整が不十分だと、照明や外光を無意識のうちに邪魔に感じてしまいます。

ちなみに、現在市販されているディスプレイは、すべて角度調整が行えるタイプのものばかりではありません。ディスプレイによってはモニターの位置が固定されてしまい、角度調整ができないものもあります。

角度調整で快適なPC作業を行うのはとても大切ですので、今使っているディスプレイが角度調節できるか、今後購入を検討しているディスプレイに角度調節機能があるかどうか、きちんと確認することをおすすめします。

おすすめのモニター5選

ここまでPCを使用する際に理想的な間隔や姿勢と、モニターを使用するために理想的な調整方法についてご紹介しました。これまでの事に注意しながらPC操作を行うと、疲れ目やドライアイがだいぶ防止できると思います。

それでは、実際に市販されているモニターで、目に優しく使いやすい商品はどのようなものがあるのでしょうか?ここでは、現在販売されているモニターで特に目に優しいと評判がよく、価格が手ごろで機能性のある商品を選んでご紹介します。現在モニター購入を検討している方はぜひ参考にして下さい。

EIZO FlexScan IPSパネル EV2450-BK

目に優しいPC液晶モニターとしてとても評価の高い「EIZO(エイゾー)」。

「EIZO FlexScan EV2450-BK」は、使いやすい液晶モニターとして、多くのユーザーから非常に人気のある商品です。このモニターの特徴は、色彩や明るさが細かく設定できるため、長時間使用しても目が疲れにくいことです。疲れ目に悩んでいる方にとても適したモニターだと言えるでしょう。画面の視覚モードを好きなタイプに変更することができますので、自分好みの明るさでかつ目に優しいPC環境が実現します。

実際に使っているユーザーは、まるでPCの画面ではなく、紙面を見ているような状態で目に負担がかかりにくいとコメントしています。先に述べたように、PCモニターの明るさは、文書などで使われる白い用紙と同じ明るさのものが望ましいのです。

そのため、紙面を見ているような色合いに調節できるこのモニターは、目に負担をかにくいと言えるでしょう。また、壁かけにも対応できるので設置場所も工夫できますし、使用するときの間隔も気をつけて作業ができそうですね。

BenQ 21.5型アイケア液晶ディスプレイ GW2270HM

「BenQ(ベンキュー)」は台湾の電気製品メーカーです。主に液晶ディスプレイやスキャナ、シネマプロジェクターなどPCや映像関係の機器を販売しています。

目に優しく、かつ手頃な価格のPC用ディスプレイが欲しい、という方におすすめなのがBenQの液晶ディスプレイ「GW2270HM」です。商品名に「アイケア」とついていることからも目への優しさが期待できますね。

実際に使用すると、画像が適度に鮮明なので、長時間使用しても目への負担をが感じることが少なく、とても快適に使用できます。Officeなど一般的な作業に使うソフトが特に鮮明に映るので見やすい、とユーザーからも大好評ですし、こちらも壁かけに対応できるのでモニターと目との距離を適切に調整できるディスプレイです。

ただし、一方で内蔵されているスピーカーの音量が小さい、という意見も多く目立ちます。さらにヘッドホン用の端子がついていませんので、周りを気にせずに動画視聴を楽しみたい方、ヘッドホンで臨場感あふれる音楽を楽しみたい方には適切ではないかもしれません。

しかし、ソフトの解像度はかなり高いので、業務を中心にPCを使っている方には特におすすめのディスプレイです。

LG モニター ディスプレイ 27MP38VQ-B

液晶モニターの使いやすさに定評があり、世界シェア第4位を誇る韓国の「LG(エルジー)」。PC用モニター「27MP38VQ-B」も、目に優しいモニターとして人気があります。

その理由は、目に負担を与えるちらつき(フリッカー)を抑えた「フリッカーセーフ」機能や、ブルーライトをカットした「ブルーライト低減モード」の機能が搭載されているからです。

さらに電力消費を配慮した「スマート省エネ機能」も搭載されているので、コストパフォーマンスにも優れていると言っていいでしょう。これらの便利な機能を搭載していることに加えて、さらにリーズナブルな価格にもかかわらず、長期的に使用できると多くのユーザーからの支持が高い商品なのです。

また、他にも搭載されている「スマート省エネ機能」を使って色彩調節をすることもできます。通常のPCを使った事務や、CADなどの特殊ソフトを使った作業効率もはかどるようにできていますし、動画サイトを楽しみたい方にも問題なく使用できるモニターとして評価が高いです。

一方で、ゲームをする場合は「スマート省エネ機能」をONにすると、表示される画像に応じて自動的に画面の明暗が切り替えられてしまうために落ち着かず、かえって目が疲れてしまう、という意見もあります。こちらも購入する際には作業用か娯楽用かなど、ご自分の使用用途を考えて検討しましょう。ゲームを特に楽しみたい、という方は別のディスプレイと合わせて検討してもいいですね。

iiyama モニター ディスプレイ XUB2790HS-B2

「iiyama(イーヤマ)」は、国内PCメーカーのマウスコンピューターから販売されているディスプレイのブランドです。数ある国内メーカーでも人気の高い老舗ブランドです。目を疲れさせたくない、目に優しいディスプレイが欲しい、という方には特にこの「XUB2790HS-B2」がおすすめ。

その理由は、使用されている液晶パネルが高画質でPCモニターに適していると言われているIPS方式を採用しているために目への負担が少ないのです。さらにフルHDの解像度なので、文字や数字の表示を大きくすることができますし、画質の調整も幅広く行うことができます。

そのため、文書作成などのソフトを使った仕事の作業にも大活躍しますし、動画視聴、ゲームを楽しむなど等の趣味を楽しんだりと、幅広く愛用できるのがとても魅力です。

さらに「XUB2790HS-B2」は、スタンドの高さ・位置を自分の好きなように調節できるところがとてもユニークなディスプレイでもあります。ディスプレイ全体の可動域が上下28度まで移動し、また、モニター画面も90度回転させることができます。そのため、定番のヨコ方向だけでなく、タテ方向にして使用することも可能です。

画質の質の良さや機能性がいいだけでなく、数あるディスプレイの中でも価格が手ごろなので、ユーザーからの満足度が非常に高い商品です。

Dell ディスプレイ モニター U2718Q

世界的に製品のトップシェアを誇るアメリカのPCメーカー「Dell(デル)」。この「U2718Q」も先にご紹介したiiyamaのディスプレイと同じくIPS液晶が採用されていますので、とても目に優しい仕様です。

さらにフルHDなので解像度も優れており、クリアで色鮮やかなモニターを使うことができます。モニターがクリアなだけではなく、「U2718Q」にも「フリッカーフリー機能」が搭載されていますのでちらつきを気にする方にも適していますね。フリッカーフリー機能は画面のちらつきを抑え、さらにブルーライトの発生を抑えることができます。

また、日光や照明などの映り込みを抑える非光沢コーティングも施されていますので、目に負担をかけることが少ないですし、配置場所に頭を悩ませることもありません。PC配置場所が限られている方には、特に心強いモニターだと言えるのではないでしょうか。

フリッカーフリー・ブルーライト発生の抑制・非光沢コーティングなどの機能が搭載されていることからも、目に負担が少なく、まさに長時間PCを使用する方に適したモニターだとえいるでしょう。

目の疲れを和らげるために意識したいこと

PC作業を快適に行うには、普段から目に優しく負担をかけにくいディスプレイを使用するのはもちろんのことです。

しかしその一方で、目が疲れてしまった時には無理して作業を継続せず、途中で中断して休憩をとることも大切です。

ここでは、目が疲れた時に意識して取り入れたい行動をまとめました。大切な目を守るためにも参考にして下さい。

適度に休憩をはさむ

目がしょぼしょぼして見づらくなったり、まぶたがぼんやりと重たく感じている時は目が疲れてきた証拠です。目の疲れを軽視して作業を継続すると、結局は集中力がそがれてしまうので、業務の効率低下だけでなく、肩こりや腰痛など身体の別の部分の疲労も引き起こします。

「目が疲れてきたな、見づらいな」と感じたら、無理をせずに適度に休憩をとって目を休めましょう。

休憩の目安時間としては、例えば1時間ほどPC作業を行う場合は、10~15分ほど時間を取るのがベストです。休憩する時は、蒸しタオルなどを作って目の上に乗せて温めると、目の血行を良くするだけでなく、緊張がほぐれるのでリラックス効果もあります。

ただし、蒸しタオルの温度にはくれぐれも気をつけて使用して下さい。休憩の際は、目を閉じたり、アイマスクを着用する、蒸しタオルを目の上にのせるなどをして、極力何かを見ないようにしましょう。

休憩中にスマートフォンやタブレット、本の細かい活字を見ることは、目の緊張状態をほぐすどころか逆効果になってしまうので、目の疲れをきちんと取ることができません。そのため、休憩時にはスマートフォンなども決して見ないようにして下さい。

目のストレッチをする

目の疲れを取るためには、目を温めるのが大切だと述べましたが、その他にも目のストレッチもおすすめです。

ストレッチは血行をよくするので、疲れ目を癒す効果が期待できます。目のストレッチに関しては色々ありますが、簡単に取り入れられるものとしては、眼球を上下左右に動かす、遠くのものをぼんやり眺めたりするなどが取り入れやすく、習慣化しやすいと思います。

また、目を動かすストレッチを行う前は、目薬をさして眼球に潤いを与えるのも疲れ目対策におすすめです。特に長時間PCを使用していると、眼球の動きが少なくなるので涙の分泌量が少なくなって目の表面が乾き、ドライアイになる可能性があります。目が乾燥しているな、と感じる時は目薬をさすと潤いを感じてすこし疲れがほぐされます。

何度も述べていますが、疲れ目は肩こりや腰痛の原因にもなります。そのため、目のストレッチをしっかりした後は、首を回したり、背伸びをして身体を伸ばしたり、肩を前後に回すなどして身体も少しほぐしてあげましょう。身体をほぐすことで全体的に血行が良くなります。

ディスプレイを見る姿勢を良くする

PC作業で大切なことのひとつが、作業中の姿勢をよくすることです。最初は意識して姿勢を正しているつもりでも、作業に熱が入ると、ついつい前かがみになってしまい、ディスプレイに必要以上に目を近づけてしまうこともありますよね。

先に述べたように、ディスプレイと目との適切な間隔は27インチまでは40センチほど、ワイドタイプのディスプレイを使用する場合はと50センチほどの間隔が開けることが理想的です。姿勢の悪さは目に大きく負担をかけてしまい、肩こりや腰痛だけではなく疲れ目の原因になります。

そのため、PC作業をする時は、普段から自分の姿勢を意識して行うことがとても大切です。最初は自分で意識するのが難しいかもしれませんので、タイマーなどを使って一定の時間をはかり、その時どんな姿勢で作業をしているのか確認しましょう。

これを繰り返すことで姿勢矯正が自然に行われますので、ディスプレイからは適度に間隔を保つように気をつけるようなるでしょう。姿勢を改善は、見た目に美しいだけでなく目にかかる負担も大幅に軽減することができます。一件とお回るのようですが、じつは疲れ目解消への近道にもなりますよ。

就寝前のスマートフォンを控える

寝る前に、スマートフォンを使ってネットや電子書籍を見たり読んだりする方、それがすっかり生活習慣の一部になっている、という方は多いのではないでしょうか?

この記事でも先に述べましたが、スマートフォンの液晶モニターはPCと同じくLEDバックライトを使用しています。そのため、紫外線を含んだブルーライトが常に目に届いている状態になります。ブルーライトは波長を分散させて網膜の前で像を結ぶため、常に目をフル活動させた緊張状態にさせますので、これが疲れ目の原因になります。

さらに、ブルーライトの光は覚醒作用がありますので、朝や昼に見ることは体内時計調節のためにも最適ですが、夜に長い間見てしまうと、脳を覚醒させてしまい、体内時計を狂わせる原因になると言われています。覚醒作用は睡眠に必要なメラトニンの分泌を妨げてしまいますので、疲れ目とともに睡眠障害が引き起こされる可能性があります。

特につい夜更かしをしてしまう、夜遅く起きるのが習慣になっているという方は、就寝前にスマートフォンを使用するのは避けた方がいいでしょう。どうしてもスマートフォン利用がやめられない、という方はスマートフォン用のブルーライトカット効果があるフィルターをディスプレイにはるのもおすすめです。

一気にやめるのは難しい場合は、使用時間を少しずつ短くしたり、眠くなってきたら速やかに就寝するなど、徐々に生活習慣にメリハリをつける工夫をしましょう。ブルーライトで睡眠障害を防ぐため、スマートフォンの適切な使用時間としては寝る3~4時間前までには終了するのがベストだと言われています。

ブルーライトをカットするメガネを利用する

現在販売されているPCのディスプレイはLEDのバックライトを使用していることが多いため、ブルーライトが目に影響を与える機会が多いと言えるでしょう。その対策としては先ほどから述べているように、ブルーライトをカットするメガネを使用することはとてもおすすめです。

と言っても、ブルーライトをカットするものを何気なく選んでいるだけだと、もちろんあまり効果はありません。ブルーライトのメガネは、大きく分けてブルーライトをレンズに吸収するタイプと反射するタイプの2つにわかれています。そのカット率は、メガネの種類によってそれぞれ異なります。

「吸収タイプ」は薄い茶色のレンズがはめられているブルーライトカットメガネです。吸収タイプのカット率は40~50%と高く、比較的安値で購入することが特徴です。「反射タイプ」は吸収タイプより価格がやや高めになりますが、通常のメガネと同じくレンズが透明になっていますので、違和感なく使用することができます。

ブルーライトのカット率は30~40%ほどで、吸収タイプよりカット率が下がります。ひとくちに「ブルーライトをカットする」と言っても、カット率やデザイン、使い心地によっては目にストレスがかかり、よけい疲れ目の原因になることもあります。

コストパフォーマンスと機能性の高さを重視している方は吸収タイプ、デザインに対してこだわりがある方は反射タイプを選ぶことをおすすめします。

ブルーライトカット保護フィルムを使う

ブルーライトで目が疲れているけど、メガネはあまりかけたくない、と考えている方もいるでしょう。

そんな場合は、メガネをかけるのではなく、PCにブルーライトカットの保護フィルムをはって使用することもおすすめです。

また、PCだけでなく普段スマートフォンやタブレットを見ることが多い方も増加しています。最近では、スマートフォンやタブレット専用の保護フィルムが種類豊富に販売されています。通信販売でも手軽に手に入りますので、使用を検討してみてもいいのではないでしょうか。

ブルーライトカットの保護フィルムは、ブルーライトカットに効果がみられない、という意見もあります。

しかし、質のいいブルーライトカットのフィルムをはることで、ブルーライトを40%カットすることができると言う事例もありますので、フィルム使用が全く無意味というわけではありません。ブルーライトを40%カットするということは、先にご紹介したブルーライト用の反射タイプとほぼ同じです。そのためフィルムをはることによってもカットする効果は期待できると考えて問題ないでしょう。

ブルーライトカットの保護フィルムは、ブルーライトをカットするだけでなく、モニターに太陽光や照明が映り込んで反射することを防ぐ効果も期待できますし、モニターを破損から防ぐ表面硬度などの機能つきのものも販売されています。スマートフォンはこれまでの携帯電話とは違い、常にディスプレイがむき出しの状態です。

そのため手が滑ってうっかり落としてしまい、ディスプレイのガラスが割れたり、ひびが入ってしまった、という方も多いのではないでしょうか?ブルーライトカット保護フィルムを使用すると、ブルーライトカットだけでなく、ディスプレイを破損から防ぐ保護フィルムとしての役割も果たします。

まとめ

PCで仕事をすることが多い現代社会、PC作業をする時の姿勢や使用方法を見直したり、目に優しいディスプレイにこだわるのはとても大切なことです。PCが目に負担をかけるのではなく、長時間の使用が目に負担をかけて疲れ目の原因になるので、使い方を工夫することで目の負担は大きく軽減されるでしょう。

ぜひ今回まとめた内容を参考にして、快適な日常生活やPC作業に役立てて下さいね!