目とスポーツ

【ビジョナップ】動体視力トレーニング眼鏡とは?

動体視力とは、動いているものを認識して追い続ける視力のことです。サッカーや野球、テニスなどの球技は、相手やボールの動きを認識して自分の行動につなげるため動体視力が重要視されています。

そのため、動体視力=スポーツというイメージもありますが、動いているものを認識・追跡する視力は日常生活でも大切です。実は動体視力は、40歳を境にピ衰えてしまうと言われています。

動体視力を鍛えるにはトレーニング方法が複数ありますが、最近では「Visionup(ビジョナップ)」という動体視力を鍛える専用眼鏡が販売されています。今回はビジョナップの概要とその効果、使用する対象、使い方についてまとめました。動体視力を鍛えたい方はぜひ参考にして下さい。

ビジョナップとは?

まずはじめに、「ビジョナップ」という眼鏡はどのようなものなのか見ていきましょう。

ビジョナップの概要

ビジョナップは動体視力を鍛えるための専用眼鏡です。かけた時に見えるレンズの点滅が動体視力に働きかけて鍛えます。多くのアスリートが使用しているビジョナップですが、スポーツだけでなく、成長期の動体視力の発達や、逆に加齢で衰えた日常生活の動体視力も鍛えることができます。

使い方・年齢に応じてアスリート向け・小中高生向け・高齢者向けとタイプが3つに分かれていることも特徴です。

ビジョナップの中身

レンズを半透明から透明へと切り替える機能があるため、購入したら眼鏡本体の他に、眼鏡専用の充電器、ACアダプタ、収納ポーチ、クリーニング用のクロス、練習用のゴムボール、取り扱い説明書などが一式になっています。価格は42,120~45,360円(税込)と通常の眼鏡より高価ですが、動体視力のトレーニングを専門的に行うよりは費用を抑えています。このことからリーズナブルな動体視力のトレーニング方法としても支持されているのです。

ビジョナップの効果

ビジョナップは通常の眼鏡と違い、レンズ部分に特殊な液晶パネルがはめ込まれているのが特徴です。このパネルはスイッチをONにすると、設定したプログラムに合わせて透明→半透明へと切り替わります。パネルはOFFの状態だと透明ですが、スイッチを入れることで透明から半透明へと自動的に切り替わり、視界を意図的に遮ることで動体視力を鍛える効果があるのです。

このように意図的に視界を遮る状態から見せる状態への切り替えを繰り返すと、自動的に脳が見ることに集中します。動体視力が鍛えられたという効果については、2~3ヶ月継続後に効果を感じるという方が多いようですが、使ってからすぐに効果を感じる方もいるようです。

また、ビジョナップはその仕組みから動体視力を鍛えるだけでなく、集中力の向上や脳の活性化などにも効果が期待できます。しかし、ビジョナップでは近視や老眼の改善はできません。近視、または老眼の場合は眼鏡やコンタクトレンズで矯正する必要がありますので、ビジョナップは使用しないで下さい。

ビジョナップはどういう人におすすめか

先に述べたように、ビジョナップはアスリート向け・小中高生用向け・中高年向けの3種類があります。それぞれどのように用途が異なるのか見てみましょう。

アスリート向け

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ビジョナップを使用している方の多くは野球やテニス、サッカーなど球技のアスリートです。スポーツの動体視力はパフォーマンスを行うのに必要不可欠ですが、20歳前後をピークに衰えてきます。ビジョナップをつけてトレーニングをすることで、衰えた動体視力を鍛え、パフォーマンス向上へと導きます。

小中高生用向け

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小中高生は動体視力が発達する年代です。通常、動体視力が発達してくるのは6歳~20歳前後だと言われています。

小中高生用のビジョナップは、この発達しやすい時期に動体視力を鍛える目的で開発されたものです。将来トップアスリートとして活躍したい学生や、運動神経を強化するためのトレーニング素材として活用している方が多くいます。

中高年向け

動体視力はスポーツだけでなく日常生活でも大切なものです。例えば動体視力が衰えると、自動車を運転するときに標識が見えづらかったり、歩いている時にふらついて転倒するなど、普段何気なく行っている事に支障が出てしまいます。

中高年向けのビジョナップは、動体視力が衰えると言われている40代以降の中高年を対象にしたものです。週に2~3日、1日5分程度装着してトレーニングを行い、2~3ヶ月継続することで日常にも必要な動体視力を鍛えて取り戻します。

ビジョナップの使い方

ビジョナップの使い方は、動画サイトYoutubeのビジョナップストアー公式チャンネルが配信している動画で確認することができます。

「設定方法と基本トレーニング」の他にも、野球やテニスなど球技によってそれぞれのトレーニング方法を紹介した動画もありますが、この記事では初心者向けの使用方法として、ビジョナップの設定方法と基本トレーニングの動画内容を引用してご紹介します。

STEP1.ビジョナップの電源を入れる

まずはビジョナップを電源の入れ方です。ビジョナップの左側のつるには小さなディスプレイがあり、その真下にボタンが3つ並んでいます。電源ボタンは一番右側にありますので、これを4秒ほど押しますと「ピピ」という音が聞こえて起動します。

STEP2.レンズの点滅を調節する

スイッチが入ったらレンズが点滅し、ディスプレイには「h010」という数字が表示されます。

「h010」とは、1秒間に10回レンズが点滅しているという意味ですが、この点滅のスピードはディスプレイの下のボタン(左・真ん中)を押すことで調節可能です。左を押すと遅いスピードになり、真ん中のボタンを押すと早いスピードになります。トレーニング方法によって自分の好みのスピードへ変更して下さい。点滅の調節は1秒間に最小で1回、最大で150回のスピードに調節することができます。

さらに、電源が入っている状態で電源ボタンを押すと、レンズが点滅していない状態のスピードを暗さで設定することができます。この場合は「d030」・「d050」・「d070」の3段階で調節ができます。

STEP3.ビジョナップを装着してキャッチボールを行う

動画ではビジョナップを「h010」・「d050」に設定し、テニスボールでキャッチボールを行っています。

一秒間に10回レンズが点滅することで、通常の半分である50%ほどしか見えなくなることで最初は見づらさを感じます。

しかし、この状態でキャッチボールを続けていくと、「見る」ということに集中するようになり、脳がキャッチボールの受け取るタイミングを計るようになります。先に述べたように、ビジョナップは2ヶ月から3ヶ月継続することで効果を実感するようになってきます。視界が通常より遮られることで、最初は距離や感覚を掴むのが難しいのですが、やがて自分に投げられたボールのスピードが把握でき、なんと印字まで認識できるようになります。

動画では被験者がビジョナップを取り外してキャッチボールを行い、動体視力の向上を実感しています。

まとめ

いかがでしたか?2018年5月現在、ビジョナップは公式サイトで取り扱いをしていますが、人気があるために入荷待ちの状態です。動体視力を鍛えたい方には心強い眼鏡になりそうですので、興味のある方は、ぜひ今回ご紹介した動画などもご覧になってから、ぜひ購入を検討してみて下さい。