目のコラム

人って寝ないとどうなるの?

「きちんと睡眠を摂る=健康に良い」というのはよく知られた事実ですよね。でも、仕事や勉強に忙しくなかなか睡眠を取れないという人も多いのではないでしょうか?

では、あまりに寝れない日々が続くと人間はどうなってしまうのでしょう。そこで本記事では人が寝ないとどうなるのかを徹底解明します。まずはショートスリーパーとして知られる有名人をご紹介します。そして次に人は寝ないとどうなってしまうのか、睡眠不足によって引き起こされる障害についてお伝えします。睡眠不足は想像以上の弊害を引き起こすことも。寝ないとどうなるのか、という最悪の状態を知ることは普段の睡眠の大事さを実感することにもつながります。本記事を参考に睡眠の重要さを知り、健康的な生活を手に入れましょう!

ショートスリーパーな有名人

全人口の10%にも満たないと言われているショートスリーパーですが、有名人にはショートスリーパーの人が多く見られます。そこでまずはショートスリーパー、つまり睡眠時間が短くても健康を保つことのできる有名人をご紹介します。ちなみに一般的には睡眠時間が6時間未満の人をショートスリーパーと言います。

武井壮さん

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「百獣の王」として有名な武井荘さんはショートスリーパーとして知られる有名人の一人です。一日の平均睡眠時間は45分。ショートスリーパーの中でも圧倒的に短い睡眠時間だと言えますね。そんな短い睡眠時間で生きていけるのか?と疑問に思ってしまいますが、武井さんの場合、深い睡眠をとっている時間が普通の人より圧倒的に長いということもあり、短い睡眠時間でも問題ないようです。専門家の方でも驚くほど効率のいい睡眠だということです。

ナポレオン

フランスの偉人の一人、ナポレオンは「余の辞書に不可能という文字はない」など多くの名言を残したことで知られていますね。そんなナポレオンが1日3時間睡眠のショートスリーパーだったというのもまた有名な話ですね。ただ病気であったために3時間経つと目覚めてしまったという説や昼寝はよくしていたという説など諸説あり、真偽は定かでないようです。

レオナルド・ダ・ヴィンチ

『モナリザ』など多くの傑作を残した画家として知られるレオナルド・ダ・ヴィンチもショートスリーパーだったと言われています。ダヴィンチの場合、4時間ごとに15分ずつ睡眠をとっていたそうで一日の合計睡眠時間は1日90分程度だったそうです。ちなみにこのように一日に何度も睡眠をとる睡眠の方法を「多相性睡眠」と言います。一度に、まとめて睡眠をとるよりも多層性睡眠の方が疲れが取れやすいという人もいるようです。芸能人など仕事時間が不規則な人は特にこの多相性睡眠を取り入れている人も多いようです。

明石家さんまさん

お笑い界を牽引し続ける名司会者の明石家さんまさんもショートスリーパーの一人です。テレビで見ない日はほとんどないといっても過言ではないほど大忙しな明石家さんまさんですが、毎日朝6時ごろから3時間ほどしか寝ない生活を送っているそうです。テレビで見る姿と普段も変わらないようで、毎日テンションが高いようです。確かに眠そうにしている姿はあまり思い浮かびませんね。小学校や中学校のころから睡眠時間は短かったそうなので、元々の体質なのでしょうね。

橋本環奈さん

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3000人に一人の美少女として一躍脚光を浴び、その後も活躍の幅を広げている橋本環奈さんもショートスリーパーだと言われています。橋本さんは3時間睡眠だそうです。一般的に睡眠をきちんと取ることは美容の第一歩として知られていますが、橋本環奈さんについてはそういうわけでもないようですね。ショートスリーパーというと男性が多く、若い女性でショートスリーパーというのは非常に珍しいと言えますね。

人は寝ないとどうなってしまうのか

意外にも多くの有名人がショートスリーパーだということが分かりましたね。しかしショートスリーパーはあくまで特殊な例であって、多くの人の場合、睡眠時間が短いと生活に様々な支障をきたしてしまいます。そこで、次はいよいよ人は寝ないとどうなってしまうのか、短い睡眠時間によって引き起こされる弊害について見ていきましょう。

その1「集中力の低下」

睡眠不足は最も集中力の低下につながりやすい原因とされています。睡眠があまり取れていないと頭がぼんやりすると感じたことのある人は多いのではないでしょうか。人間は睡眠の間に脳を休めています。睡眠が足りていないと脳が疲れたままの状態を保つことになり、正常に機能しなくなります。物事を考えたり、覚えたりする認知機能の低下を招き、集中を妨げます。集中力の低下は仕事や勉強の作業効率を落とすだけでなく、居眠り運転などにもつながります。人を巻き込む大事故になる可能性がるので、運転に集中できないと感じたり、まっすぐ車を走らせることができなくなったりした場合は直ちに車を安全な場所に停め、眠気を覚ましましょう。

その2「精神状態が不安定に」

寝不足の状態が続くと、脳の神経伝達物質であるセロトニンが不足します。セロトニンはノルアドレナリンやドーパミンと並ぶ三大神経伝達物質の一つですが、中でも心のバランスを保ち精神を安定させる役割を担っています。したがってセロトニンが不足するほど、気持ちが不安定になり、精神面に悪影響が出ます。睡眠不足時は何かとネガティブな刺激に反応しやすくなります。些細なことにイライラしたり、突然怒り出したり、逆にくよくよ悩み出したりと感情の起伏が激しくなります。

その3「免疫機能の低下」

免疫力を一定に保つには自律神経の安定が欠かせません。自律神経が崩れると免疫力が低下してしまうため様々な病気にかかりやすくなります。自律神経を保つためには良質な睡眠が大切です。また睡眠中には様々なホルモンが分泌されています。代表的なものとしては成長ホルモンがあります。丈夫な身体を作りたいのであれば睡眠をしっかりとるようにしましょう。また日本人の死因として多く挙げられるがんも睡眠不足が原因で発症を高めてしまっているとする説もあります。身の回りには発がん性物質を含む製品も多いので、免疫力が下がることでガンになるリスクも高まってしまうのかもしれません。そのほか睡眠不足が続くと、高血圧症や脂質異常症、糖尿病などの生活習慣病にもなりやすく、いったん発症すると進行も早くなります。睡眠不足が自らの寿命を縮めることにも繋がってしまうのです。

その4「うつ病のリスク」

睡眠不足が続くと、うつ病など精神的な病を引き起こすことがあります。先ほどご紹介したように睡眠不足によってセロトニンが不足します。このセロトニン不足が慢性的に続くことがうつ病の一因となると言われています。また睡眠が足りないと一部脳の働きが弱まってしまうためにストレス状態やうつ状態が続いてしまうとも言われています。またうつ病になると眠りにつきにくくなり、眠れなくても眠れないというそのストレスが更なる悪循環を招くことになります。一度うつ病になると治療には長い時間を要します。そうならないためにも睡眠は十分に取り、無理をしすぎない姿勢が大切ですね。

その5「体重増加」

睡眠不足は肥満の原因となります。睡眠が足りていないと食欲を抑えるホルモンであるレプチンの分泌が減少し、逆に食欲を増進させるホルモンであるグレリンが過剰に分泌されてしまうのです。このレプチンとグレリンのホルモンバランスが崩れることで、体が求める以上にたくさん食べてしまいがちになり、太りやすくなってしまうのです。また、睡眠時間が短いほど活動時間が長く、エネルギーの消費量も多く痩せるのでは?と考えがちですが、睡眠時間が短いとエネルギー効率が下がり、トータルでは差がつかないようです。

まとめ

ここまで人間が寝ないとどうなるのか?をテーマに睡眠と健康の関係について見てきました。ショートスリーパーと呼ばれる睡眠時間が短くても生活に支障のない有名人がたくさんいることがわかった一方で、平均的な睡眠時間が必要な人々にとっては睡眠不足が重大な健康問題を引き起こしうるということもわかりました。必要な睡眠時間は人によってさまざまです。自分にあった睡眠時間を見つけ健康維持に役立てましょう。仕事や勉強に忙しくなかなか眠る時間がないという人もいるでしょうが、睡眠は心と体の健康の維持に欠かせません。本記事を参考に睡眠の重要性を知り、工夫して睡眠をとるようにしていきましょう。本記事があなたの健康維持に役立つことを願っています。