コンタクトのコラム

【知っておきたい】コンタクトレンズのケア方法

2weekや1monthといった連続装用タイプのコンタクトレンズを使用している場合、コンタクトレンズのケアは必須です。

ですが、実際のところ、面倒になってサボりがちになっていませんか?心当たりのある方は要注意です。

たかがコンタクトの洗浄、と軽視してしまいますが、コンタクトレンズをしっかり洗浄できていないと思わぬトラブルに発展する場合があります。角膜の障害や結膜炎といった重大な目の疾患にかかってしまう恐れもあるのです。

ちゃんと毎日ケアしているよ!という人でも正しいやり方で洗浄できていないこともあります。適当にパパッと洗っていませんか?

今回はコンタクトレンズの正しいケア方法をご紹介していきます。替えが利かないたった二つの目を大切にしましょう。

コンタクトレンズのケアを怠るリスクとは?

1日以上連続して使用するコンタクトレンズを使用している場合、毎日レンズを洗浄する必要があります。1日使用し溜まった汚れを洗い流すためにも、必ず行わければならないケアですが、面倒くさがってついついサボってしまったこともあるのではないでしょうか?

しかしコンタクトレンズのケアを怠ってばかりいると、汚れはどんどん蓄積されて後に重大なトラブルを引き起こす恐れがあります。

角膜上皮障害

角膜の一番上の層である上皮が傷ついてしまった状態です。汚れたレンズを使用し続けることで、目に傷がつきます。軽度の場合、異物感や羞明(まぶしさ)を感じます。症状がひどい場合は目の痛みや充血が現れます。

巨大乳頭結膜炎

コンタクトレンズについたタンパク質の汚れによって引き起こるのが巨大乳頭結膜炎です。まぶたの裏に白くブツブツが発生する病気で、充血や目やにが症状として挙げられます。重症化するとブツブツによって角膜を傷つけてしまう恐れがあります。

完治するまでコンタクトの使用は中止し、点眼薬による治療が行われます。

正しいレンズのケア方法について

コンタクトレンズにはソフトレンズとハードレンズの二種類があります。それぞれケア方法が異なっているため、今回は装用者が多いソフトコンタクトレンズのケア方法について紹介していきます。

またソフトコンタクトレンズのケアにはマルチパーパスソリューションとよばれる洗浄と保存が一体となっているケア溶剤や過酸化水素、タンパク質除去剤などに分かれています。

今回はこのなかでも一般的に使用されているマルチパーパスソリューション(MPS)を利用したレンズのケア方法をお伝えします。

コンタクトグッズ

STEP1「コンタクトレンズをはずし、MPSをそそぐ」

まず使用しているコンタクトレンズを目から外します。

レンズを外す前に、石鹸でよく手を洗っておきましょう。目の中に手を入れるため、汚れたままの状態だと細菌が入ってしまう場合があります。

コンタクトを外したら手のひらにのせ、MPSを注ぎます。

STEP2「こすり洗いをする」

MPSを注いだら人差し指を使って、こすり洗いをします。あまり強い力で洗うとレンズが破けてしまうことがあるので、優しく洗浄するようにしてください。

指でクルクルと20回ほどこすり洗いをします。片面だけでなく両面を洗うようにしてください。

STEP3「MPSでそそぐ」

レンズの両面をしっかり洗浄し終えたら、MPSを再度注いでレンズの汚れを洗い流します。

STEP4「レンズケースにMPSを注ぎ、コンタクトを入れる」

コンタクトレンズを保存するレンズケースにMPSを入れます。レンズケースに保存液を注ぐ目安となる線がはいっているので、その線に沿ってMPSを満たします。

レンズケースに先ほど洗ったコンタクトレンズを入れます。

STEP5「4時間以上放置する」

レンズケースにコンタクトを保存したら、そのまま4時間以上は放置するようにしてください。短時間で取り出してしまうと、汚れが落としきれない場合があるのである程度時間を置く必要があります。

STEP6「MPSでレンズをすすいでからレンズを装着する」

保存したレンズを再度装用する場合は、つける前にもう一度レンズをMPSで注ぎます。こうすることで、保存したときに流れでたレンズの汚れをきれいに落とすことができます。レンズを注いだら、コンタクトレンズを装用してください。

なお、レンズを装用するときは爪を短く切っておきましょう。爪が長いとレンズをうまく取り外しできないだけでなく、目を傷つけてしまう場合があります。

STEP7「レンズケースを洗浄し乾燥させる」

コンタクトレンズの洗浄方法はSTEP1~6までが基本となっており、これを繰り返します。

ただレンズケースも使い続けていくと劣化していきます。レンズのケアは毎日行なっているけれど、レンズケースは何ヶ月もそのまま…なんてことも少なくありません。

レンズケースにも汚れは溜まっていきます。レンズだけでなくそれを保存しておくケースも毎日洗浄しましょう。レンズケースは水道水、もしくはレンズと同様にMPSを使ってケース全体を洗い流します。その後は乾燥させてください。

またレンズケースは1.5~3ヶ月に一度は新しいものに替えるようにしてください。レンズケースはMPSを買ったときにセットとなって付属されていることも多いのでわざわざ購入しなくてもストックできると思います。

まとめ

目は非常にデリケートで、感染症や炎症などさまざまな病気のリスクがもっています。

私たちが視覚によって得ている情報は80%以上とも言われています。そんな視覚を司る目にトラブルを抱えた状態に陥れば、たちまち生活しづらくなってしまいます。

コンタクトレンズを快適に装用していくためには、「毎日」、「しっかり」としたケアが必要です。めんどうくさくても目の健康を維持するためにも、きちんと行なうことが大切です。

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