目のコラム

ストレスがたまると目に現れる症状とは?

仕事や人間関係、日々の生活には多くのストレスがかかります。ストレスは軽いものであれば適度なプレッシャーとしてプラスに働くこともありますが、ストレスが大きく過度なものになると精神的にも身体的にも悪影響を及ぼします。症状としては、不眠やイライラ、倦怠感など、心理的な影響から頭痛や吐き気、めまいなど身体的なものまで様々です。

そしてストレスの症状は時に目にも現れる場合があります。目の症状は眼精疲労や頭痛、時には視力の低下も招く恐れも。今回はそんなストレスによる目の症状と、ストレス解消法についてお伝えしていきます。

ストレスが原因で目に出る症状

「眼精疲労」

ストレスがたまっていると、眼精疲労につながる場合があります。

普段、目はピントを合わせることでモノを正確に視ることを可能としています。このピントを合わせる行為は自律神経の働きによるものなのですが、ストレスがたまっていると自律神経の動きが悪くなります。

ストレスによって自律神経の動きが鈍り、目のピント調節機能が低下する…。これにより眼精疲労を招き、それに伴い倦怠感や疲労感を引き起こす可能性も生じます。

またストレスによって血行は悪くなることで、肩こりや不眠といった身体へ悪影響を及ぼす恐れもあるのです。

「目が痛む」

ストレスが原因で目の痛みを感じる人も多くいます。

仕事やその周囲の人間関係で悩みを抱えていると、

  • 月曜日に会社へ行こうとすると目が痛む
  • 気が合わない人と仕事していたらめまいがしてきた

など目の痛みだけでなく、めまいや涙が出る、けいれんする、と目に関する多くの症状を訴えています。

特にIT関係の仕事をしている人は、パソコンに長時間向き合っている機会が多く、デジタルディスプレイを長時間見続けることで生じるVTDストレスが原因の一つとして考えられます。

VDTとはVisual Display Terminalの略で、パソコンなどディスプレイを長時間見続けることで目に過度な負担がかかるストレスを指しています。

パソコンの画面を見続けると目のまばたきは減少します。また目線が一点に固定されるため、目の周りの筋肉が緊張した状態となってしまいます。この状態が長時間続くと目には大きな負担がかかった状態となります。

このため仕事や人間関係といったストレスの他にVDTによるストレスも、目の痛みの原因となり得ます。

「視力が下がる」

特に理由も無く視力が下がってしまった場合、それはもしかしたらストレスによるものかもしれません。

ストレスによって視力が下がることを「心因性視覚障害」と呼んでおり、心理的なストレスによって目に不調を及ぼす場合があります。

この視力低下の特徴は、視力低下の原因となるような目の疾患が見つからないことです。外的な要因や病気などから視力の低下が招かれたと考えにくい場合、心因性視力障害の可能性が考えられます。

うつ病を患っているかどうかも、心因性視覚障害の原因の一つになり得ます。またストレスの原因を本人がはっきりと自覚していないことも多く、知らないうちに視力が下がってしまったというケースもあります。

ストレスによる視力低下は成人だけでなく、小児でも発生する場合があります。

「痙攣(けいれん)」

目がよくけいれんする。

これもストレスによって生じる目の症状の一つです。

身体は、大きなストレスを感じるとその負担に対応しきれず、様々な症状によってSOSサインを発信します。目が頻繁にけいれんを起こす場合、あなたは大きなストレスを抱えている状態かもしれません。

何がストレスの原因なのか?しっかり心と身体を休めているのかどうか立ち止まって確認する必要があります。

「めまい」

ストレスからくる症状にはめまいも挙げられます。

過労や睡眠不足といった身体的なストレスや、不安や緊張など精神的なストレスを抱えることで自律神経は乱れやすくなります。

そして自律神経が乱れることで、めまいが生じます。フワフワしたような浮遊感のあるめまいや、クラつくような不安定なめまいが起きる可能性があります。

また、めまいの他に、耳鳴りや頭痛、肩こりといった身体にも影響を及ぼす場合があります。

日々のリラックスポイント

これまで紹介してきた目の症状ですが、原因となる大元は『ストレス』です。

ストレスは何も対人関係だけでなく、天気や気圧もストレスになることがあります。生活の中のすべてのストレスを取り除くことは難しいですが、なるべくストレスを溜めこまない生活をおくりたいものです。

自分でとっておきのストレス解消法を持っていれば良いのですが、なかなか良いストレスの解消法を知っている人は少ないのではないでしょうか。

ここでは簡単にできるリラックス方法をご紹介します。小さなことでも自分に出来ることから始めてみてください。

リラックスポイントその1「笑う」

笑うことはストレス解消にもつながります。例え、面白くないと思ったことでも笑顔になるだけで脳が楽しんでいると錯覚し、幸福感が得られるという研究結果もあります。

口角を上げるだけで、リラックスできるならやって損はありません。

リラックスポイントその2「深呼吸をする」

現代人は姿勢が悪い人が多く、そのため呼吸が浅くなってしまっています。

深呼吸をして酸素を多く取り込むことで、心拍数を下げる効果をもたらします。また副交感神経が優位にさせることで、脳がリラックス状態になりやすくなると言われています。

深呼吸の方法は、最初に静かに肺の中にある呼吸をすべて吐き出すように呼吸を吐き、ゆっくりと深く呼吸を吸い込むように行ってください。普段から深呼吸をするように意識することもストレス解消には大切です。

リラックスポイントその3「歩く」

ストレス解消として大きな効果があるといわれているのが散歩です。

歩くことで、ネガティブな考えが消えるといわれています。またウォーキングすることで脳内に幸せホルモンと呼ばれるエンドルフィンが分泌されます。

エンドルフィンには気持ちを向上させ、幸福感が得られる効果があります。歩くことでポジティブに、幸せな気持ちになることができるのです。

自宅の一駅前から歩いたり、普段から積極的に歩く機会を増やしてみてください。

まとめ

過度なストレスは目だけでなく様々な悪影響を与えます。本記事で紹介したストレス解消法を実践してみることで、ストレスが解消されるかもしれません。また自分にとって何がストレス解消になるのか、時には自分と向き合い考えてみることも大切ですね。