目と美容

二重にはどんな種類があるの?まぶたの仕組みと遺伝に関するトリビア

くっきり開いた二重の目は女性にとって憧れの目ですよね。でも一口に二重のまぶたといっても実は二重には3つの種類があるということ、あなたは知っていましたか?今ではすっかり馴染み深い二重の目ですが、意外に知られていないことも多いのです。

そこで本記事では二重の種類からその違いの原因、遺伝との関係など気になる二重に関する豆知識をまとめてお伝えします。二重まぶたは種類によって与える印象が違います。普段なんとなく親しんでいる二重について詳しく知り、日頃のメイクやファッションに役立てましょう。

二重には大きく3つの種類がある

はじめに二重には3つの種類があるとお伝えしました。ここでは二重まぶたの主要な種類である「奥二重」「平行型」「末広型」についてご紹介します。二重のあなたも二重でないあなたも自分や身の回りの人の目を分類してみましょう!

奥二重

奥二重

奥二重は一見すると一重まぶたに見えるような二重の状態です。奥二重というその名の通り、二重の幅が狭く二重がまぶたの奥に隠れてしまっている状態ですが、一重まぶたに比べると目が丸く、大きく見えるという特徴があります。メイクの仕方によってはくっきり二重に見せることもできます。一重だとも思っていたら、実は奥二重だったなんてことも多いようです。芸能人でいうと吉高由里子さんや綾瀬はるかさんなどが奥二重ですね。

平行型二重

平行型二重

平行型には幅の狭い二重と幅の広い二重の2種類があります。幅の狭い平行二重は大人しくも華やかなタイプの二重です。奥二重や末広型に比べ、より目が大きく見えるという特徴であります。幅の広い平行型はさらに目が大きく見える華やかな二重です。幅の広い平行型の二重は欧米人に多く見られる二重ですが、日本人にはあまり見られないのでハーフっぽい印象になることがあります。芸能人でいうとローラさんや佐々木希さんなどぱっちりとした顔立ちの方が多いようですね。

末広型二重

末広型二重

末広型は目頭から目尻にかけて次第に二重の幅が広がっていくタイプの二重です。また、末広型は日本人に一番似合うとされる二重です。ナチュラルな目元で年齢を問わず好印象を与えることができるので、人気の二重と言えるでしょう。戸田恵梨香さんや新垣結衣など可愛らしい顔立ちの芸能人の方が末広型の二重ですね。

二重の違いはどこから来るのか?

二重には3種類もの種類があることが分かりましたね。ではその違いはどこから来るのでしょうか?

実はこの二重の差はまぶたを開く仕組みが関係しているのです。まぶたを開けたり閉じたりするときに使う筋肉に上眼瞼挙筋と呼ばれる筋肉があります。この上眼瞼挙筋はいくつかに枝分かれしていて、まぶたの様々な部分と繋がっています。上眼瞼挙筋が目の淵よりも上に筋がついているとまぶたを開けたときに皮膚が折りたたまれて二重になるのです。

奥二重の場合は淵と筋の距離が近かったり、むくみや脂肪によってまぶたのラインが見えなくなったりした状態です。平行型は上眼瞼挙筋が目の淵に均等に繋がっている場合に、末広型は目尻に繋がる上眼瞼挙筋の力がより強い場合の二重の形です。

また、平行型と末広型の二重の違いとしてもう一つあげられるのが「蒙古ひだ」と呼ばれる目の中のひだです。このひだは目が開いているときには上まぶたの方から覆いかぶさるように目頭の赤い粘膜の部分を隠します。これが二重の目頭のラインの始まりを隠す原因になるのです。

つまりこの蒙古ひだよりも二重のラインより下にあるのが末広型、上にあるのが平行型ということです。

また蒙古ひだの大きさも二つの二重を分ける要因になります。蒙古ひだが大きいほど末広型に、小さいほど平行型になる可能性は高くなります。つまり、蒙古ひだと二重幅の力関係が二重の種類に関係して来るのですね。ちなみに蒙古ひだの大きさを調整するために行われるのが目頭切開という手術です。整形で二重を手に入れたいあなたには蒙古襞の大きさは意外に重要なものになってきます。

二重と遺伝

二重の違いやその要因についてはよく分かりましたが、二重まぶたは遺伝によって親から引き継がれるものなのでしょうか?一般的にまぶたは両親からの遺伝の影響が大きいとされています。しかし、子供のまぶたがどちらになるのかは確実に知ることはできないようです。また成長とともにまぶたが一重から二重、逆に二重から一重に変化することもあるようなので一概には予測できません。

一重の子供が生まれるか、二重の子供が生まれるかの確率は両親が持つ遺伝子によって変わってきます。まず遺伝には「優性の法則」という法則があります。「優性」が親の性質が現れやすい遺伝子で、「劣性」が現れにくい遺伝子です。両方の遺伝子が存在した場合に「優性」の遺伝子が優先されることからこのように名付けられています。

まぶたの場合、二重まぶたが「優性」、一重まぶたが「劣性」です。したがって、まぶたには「1.二重の遺伝子を2つもつ二重」「2.二重の遺伝子と一重の遺伝子を1つずつ持つ二重」「3.一重の遺伝子を2つ持つ一重」の三種類があることになります。

両親のどちらかが「1.二重の遺伝子を2つもつ二重」であれば子どもが二重になる可能性が100%になりますが、両親がいずれも「2.二重の遺伝子と一重の遺伝子を1つずつ持つ二重」である場合は25%の確率で子供が二重になるのです。ただし、すべての人がこの法則に当てはまるわけではありません。遺伝についてはまだまだ解明されていない部分も多いので、興味のある方は参考程度に計算してみると楽しいかもしれません。

まとめ

ここまで二重の種類とその違いの要因となるまぶたの仕組み、二重と遺伝との関係についてお伝えしてきました。二重の種類にはまぶたの構造や遺伝の仕組みが大きく関係しているということがよく分かりましたね。メイクなどで話題に上ることの多い二重まぶたですが、人間の体のつくりや血の繋がりにも関係していることを考えると意外に奥深いものでもありますね。

また二重の仕組みを知っていると、憧れの二重まぶたに近づくのにも役立ちそうですね。本記事が二重まぶたへの見方を変えるきっかけになれば幸いです。