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【保存版】万華鏡の歴史と仕組みとは?美しい万華鏡の世界に触れてみよう

小さな穴を覗くとキラキラ光る世界が広がり、回すと次々に変わる柄を見せる万華鏡。子どものころ夢中になってのぞいていたなんて人も多いのではないでしょうか?でもあの万華鏡の不思議な世界はどのように出来ているか知っていますか?

そこで本記事では万華鏡の歴史や仕組み、夏休みの工作にお役立ちの万華鏡の作り方、またオススメの万華鏡専門店など万華鏡に関する情報を丸ごとお伝えします。万華鏡のルーツや構造を知ると万華鏡の奥深さが見えてきます。これを読めば、あなたも万華鏡の魅力にとりつかれること間違いなし!本記事を参考に万華鏡の魅力を知りましょう。

万華鏡とは?

そもそも万華鏡ってなに?そんなあなたのためにまずは万華鏡の基本的な情報についてお伝えします。

万華鏡とは内部に鏡を貼った筒を通して、移動するビーズやスパンコールなどの細かいかけらを見るのを楽しむ玩具の一つです。万華鏡の英語表記をもとに「カレイドスコープ」と呼ばれることもあります。上ぶたに開けられた小さな穴を除けば、多様な対象模様が見えるようになっていて、回転させることで変化が楽しめるようになっています。同じ模様が再び現れることがないことから幾万もの華を見せるということで万華鏡と名付けられています。

家庭や工作教室で作られるような手軽なものから、専門の作家さんによって作られる高価な作品まで幅広い万華鏡が販売されています。使われる素材も大小も様々な種類があり、老若男女に親しまれています。

万華鏡の歴史

万華鏡っていつからあるんだろう?どこの国のもの?と不思議に思ったことはありませんか?そこで万華鏡のルーツに迫るべく、万華鏡の歴史を辿っていきます。

万華鏡は1816年にスコットランドのデイヴィット・ブリュースターによって発明されました。

初期のデザインでは一方の端に1組の鏡を置いた筒からできていて、もう一方の端には半透明の円盤と間にビーズを置いたものでした。このときカレイドスコープ(Kaleidoscope)という名前で特許が申請され、今でもその名で親しまれています。

カレイドスコープはギリシャ語を語源にした造語で、Kalos(美しい)とEidos(形・模様)、Scope(見るもの)の3つの単語を組み合わせて考えられました。もともとは灯台の光をより遠くまで届かせるために鏡の組み合わせを工夫している最中に偶然開発されたものでした。これが後にアメリカに伝えられて、1800年代中頃にはガラスアンプルに液体とともに細片が入れられたものが誕生。これがイギリスに逆輸入され普及しました。その後アメリカやイギリスを中心に玩具として知られるようになりました。

日本に入ってきたのは江戸時代

日本に万華鏡が入ってきたのは江戸時代の1819年ごろだと伝えられています。スコットランドでの発明後3年にして日本に伝わったというのは当時の通信手段の未発達さを鑑みれば、驚くべき速さだと言えますね。明治になると「百色眼鏡」「万華鏡」(ばんかきょう)「錦眼鏡」など様々な呼称で親しまれました。現在では観光地の土産物屋に置かれるような郷土玩具として広まっています。

万華鏡の仕組み

万華鏡が元々は、科学的な研究の一環で作成されたというのは驚きでしたね。先ほど鏡を組み合わせてできると言いましたが、万華鏡は具体的にどのような仕組みになっているのでしょうか?

万華鏡の中では2枚から4枚の鏡が組み合わされています。組み合わせ方には様々なタイプがありますが、最もポピュラーなのは3枚の鏡を正三角形型に組むものです。鏡が組み合わされることで鏡がお互いを映し合い、中に入ったものが模様として何度も繰り返し映し出され、無限に広がっていくという仕組みになっています。複雑な模様を描く万華鏡ですが、実は単純なつくりになっているのですね。ちなみに三角形に鏡が組み合わされると模様も三角形に切り取られ、それが繰り返されますが、四角形だと四角形の模様が繰り返されることになります。

鏡の組み合わせ方によって見える形が全く違ったものになるので、ぜひ色々な形の万華鏡を試してみてください。

万華鏡の作り方

万華鏡の仕組みを理解したところで、さっそく万華鏡をつくってみましょう。お子さんでも簡単に作れるので夏休みの図画工作の課題にもオススメです。ここでは4つのSTEPに分けて説明していきます。

STEP1「万華鏡の部品を準備する」

まずは万華鏡作りに必要な道具を準備しましょう。用意するものは、ハサミとタッパー、ペーパータオルの筒、包装紙、アルミホイル、のり、クラフトテープ、ビーズやカラー紙片などです。

STEP2「万華鏡の筒を作る」

ペーパータオルの筒を包装紙で巻き、のりでしっかりと貼り付けます。内側にアルミホイルを貼った三角形の筒を作り、筒の中に入れます。このとき丸い筒よりも少し短めに作るのがポイントです。

STEP3「万華鏡に入れるビーズなどを入れる」

次に丸い筒に合わせて、タッパー(プラスチックのものならなんでも良い)を円形にカットした物を2枚作ります。1枚は筒にセットしましょう。その中にビーズや輝く紙片など好きなものを入れ、円形にカットしたパーツで筒の端を塞ぎ、テープでしっかり止めます。このとき細いかけらをたくさん入れ過ぎてしまうと動かなくなってしまうので注意しましょう。

STEP4「万華鏡の筒を閉じる」

最後にのぞき穴を作成します。包装紙を円形にカットし、中心を円形に切り取ります。もう一方の先端をクラフトテープでしっかりと止めて完成です。

万華鏡専門店「カレイドスコープ昔館」

ご紹介したようにご家庭でも手軽に作れる万華鏡ですが、日本には万華鏡の専門店が存在することをご存知ですか?「カレイドスコープ昔館」は1994年に日本で初めてオープンした万華鏡のみを取り扱う万華鏡専門店です。世界でも珍しい万華鏡専門店では、千円程度のものから数百万円のものまで約300種類もの万華鏡を取り揃えています。日本人作家の万華鏡作品も多く販売されています。

この作品は柿原知子さんという作家さんの作品です。モダンでクールな模様が素敵ですね。

こちらの作品はチャールス・カラディモスという海外の作家さんによって作られた万華鏡です。模様はもちろん筒やのぞき穴までおしゃれな一品です。

このほかにもカレイドスコープ昔館は国内外の様々な万華鏡作品を取り扱っていて、店内を見ているだけでも幻想的な世界に浸ることができます。また、カレイドスコープ昔館はテレビ番組や雑誌に多数取り上げられ、注目を集めています。皆さんもカレイドスコープ昔館に訪れて、万華鏡の美しさを味わってみてはいかがでしょう。大人が夢中になれる万華鏡が揃っています。

カレイドスコープ昔館の基本情報

  • 住所:〒106-0045 東京都港区麻布十番2-13-8
  • アクセス:東京メトロ南北線麻布十番駅(4番出口)徒歩5分/都営大江戸線麻布十番駅(7番出口)徒歩5分
  • 電話番号:03-3453-4415

カレイドスコープ昔館の地図

まとめ

ここまで万華鏡の歴史や仕組み、作り方から日本の万華鏡専門店まで余すところなくお伝えしてきました。実は偶然の産物だった万華鏡のルーツや意外にもシンプルな万華鏡の作りなど、知らなかった万華鏡の一面が次々見えてきましたね。

夏休みの工作にも大人気の万華鏡は、自宅でも簡単に作ることができますし、専門店で高級な芸術品として楽しむこともできます。子どもも大人も楽しめる万華鏡。あなたもこれを機に万華鏡の魅力をのぞいてみては?本記事が万華鏡の魅力を再確認するきっかけになれば幸いです。