目のコラム

寝てる間も目が動いている?レム睡眠とノンレム睡眠について

人間は就寝中に、浅い睡眠と深い睡眠とを繰り返していると言われています。それを示すのがレム睡眠とノンレム睡眠という2つの睡眠の種類で、これらをリズムよく繰り返すことで質のいい睡眠が得られるのだとか。

では、レム睡眠やノンレム睡眠とはどういったものなのでしょうか。それぞれの睡眠について解説しながら、睡眠の質を上げるにはどうしたらいいのかについて紹介します。

レム睡眠とノンレム睡眠

睡眠

人間は健康な状態で就寝している場合、一定のリズムで2つの種類の睡眠を繰り返しています。この2つの種類の睡眠をレム睡眠とノンレム睡眠と言います。それぞれの睡眠には次のような特徴があります。

レム睡眠とは?

レム睡眠とは、体は眠っているものの脳は起きている状態をさします。常に外敵からの襲撃に備えなければならなかった古代では、眠っていても外敵が襲ってきた時にすぐ対応できるよう脳が半分覚醒している状態の睡眠をとっていました。そんないわゆる原始的な眠りがレム睡眠です。

筋肉はゆるみながらも脳内では記憶の整理が行われています。眼球が左右に動く現象が起きるのが特徴です。

ノンレム睡眠とは?

ノンレム睡眠とは、体も脳も眠っている状態をさします。体温を下げて日中フル回転させていた脳を休めます。脳内では、知識や記憶の定着が行われていると同時に、緊張がゆるんでいるので心身のストレスが発散されています。

ノンレム睡眠時には、声をかけるとすぐに目が覚める段階1から、体を大きく揺さぶられないと目が覚めない段階4まで4つの段階があると言われています。

睡眠の質を上げるには?

睡眠時間はけして短くないのに寝覚めがすっきりしない、疲れが取れた気がしないという時があるものです。こうした目ざめになるのはなぜでしょうか。

しっかり眠れたかどうか、つまり質のいい睡眠がとれたかどうかは、深い睡眠に入っていく前半の眠りの安定度合いで決まります。2つの種類の睡眠のうち深い眠りを意味するのはノンレム睡眠ですが、より深い睡眠である段階3~4は睡眠時間の前半に集中しているのだとか。

さらに睡眠の前半で記憶を整理し、後半で記憶を定着させストレスを解消させているというのが睡眠の基本リズムです。

こうしたことを考えると、睡眠時間が3~4時間では脳と体とを十分に休めることは難しいでしょう。成人の場合だと一日7~8時間の睡眠が理想的とされているようです。

十分な睡眠時間を得るためには、スムーズに睡眠に入れるよう就寝前にゆったりとした気持ちになることが大切です。室内を暗くする、パソコンやスマートフォンは就寝数時間前から使わない、入浴などで体を温めるといった工夫が必要でしょう。

まとめ

レム睡眠とノンレム睡眠のそれぞれの状態とその間に行われている活動を知ると、睡眠の大切さを改めて痛感しますね。元気に毎日を過ごせる心身をつくるためにも睡眠の質はしっかりキープしておきましょう。