目の病気

【中心性漿液性脈絡網膜症】視力が悪くなったり、視界が歪む?

日々の生活で視力が悪くなったと感じたり、視界が歪んだりすることはありませんか?これらの症状になった際に疑わなければいけないのが“中心性漿液性脈絡網膜症”です。

過労やストレス、睡眠不足が原因で発生するといわれているのですが、視力が極端に低下するだけでなく、モノの見え方が悪くなるという怖い病気です。

中心性漿液性脈絡網膜症とは

中心性漿液性脈絡網膜症

20代~50代までに発症しやすいと言われている中心性漿液性脈絡網膜症。働き盛りの成人に症状が出やすいのですが、更に男性は女性の3倍発症しやすいということも分かっています。

徹夜明けであったり、毎日働きすぎて休みを取れていないという方に患者が多く、ほとんどの場合が両目ではなく片目に発症するというデータもあります。

それでは、具体的に原因や症状を見ていきましょう。

中心性漿液性脈絡網膜症の原因

中心性漿液性脈絡網膜症。まず、病名が長いですが、(ちゅうしんせいしょうえきせいみゃくらくもうまくしょう)と読みます。

人が何かを見る時には、瞳孔から眼球に入ってくる光を網膜を通して物を認識し、この流れの中で重要なのが、カメラで例えるとフィルムにあたる“黄斑(おうはん)”と呼ばれる箇所を使っていますが、黄斑が水ぶくれを起こすことによって発生するものです。

黄斑は視力とのつながりが大きく、目の良い悪いに最も影響してくるところとも言われていますが、水ぶくれによって物を見る力が弱まってしまうのが中心性漿液性脈絡網膜症です。

中心性漿液性脈絡網膜症の症状

症状としては、物の見え方に変化が出てしまいます。中心性漿液性脈絡網膜症の代表的な症状としては下記のようなものがあります。

  • 視力低下:ボクサーがかかりやすいと言われている網膜剥離の状況となり、視力が極端に低下します。
  • 中心視点:物を見たときに、中心部分が暗く見えてしまうことがあります。
  • 小視症状:物が小さく見えることがあります。
  • 色覚以上:物の色が違って見えたりするので、車の運転ができなくなります。

中心性漿液性脈絡網膜症の検査

これらの症状に当てはまる場合でも、中心性漿液性脈絡網膜症にかかってしまったと自身で判断できる患者さんはいないと思います。

症状を把握する状況としては、目の定期健診をおこなっている、目の不調で眼科に行ったときに中心性漿液性脈絡網膜症と医者に告げられたというものです。

そのため、当てはまる症状を確認できた際にはすぐに眼科で見てもらうか、可能であれば3か月に1回の頻度で定期健診を受けると安心です。

中心性漿液性脈絡網膜症の治療方法

中心性漿液性脈絡網膜症の治療方法としては、レーザー光凝固と呼ばれる方法で簡易的にレーザーを当てて細胞を修復していく方法が一般的です。

ただ、最近では薬物療法の形を取る場合が多いです。

代表的なものは、細胞の機能を助ける、活性化するための「末梢循環改善薬」、「ビタミン薬」が使われています。主に薬での治療については細胞を修復する役割があるものが処方されてそれを続けていくことで症状の改善を図っていくものです。

レーザーと聞くと怖いイメージもありますが、この点は患者の希望によって治療法を選択できることがありますので、お医者様へ相談する前に事前に知っておくと安心できるポイントですね。

まとめ

中心性漿液性脈絡網膜症について紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?

働き盛りの20代~50代の男性に発症者が多く、物を見る機能に障害が発生するという厄介な病気です。症状や治療法を含めて、事前にこの病気を知っておくことで安心して治療してもらうことができますので、当てはまる症状が出ている方は、中心性漿液性脈絡網膜症のことを頭の片隅に置いておくと良いと思います。

放っておくと病状が悪化し、極端な視力低下も考えられる病気ですので、忙しい時こそ休養し、少しでも違和感を感じた場合は、眼科へ行くようにするようにしましょう。