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【3つの目とは?】物事を見るときは鳥・虫・魚の視点を意識してみよう

最終更新日:2018/06/27

さまざまなことが早いスピードで、しかも複雑に絡み合いながら動いていく現代社会を生き残るには、専門的なスキルや深い知識が求められます。そしてそれらに加えて、身につけるべきものとしてよく言われるのが「3つの目」です。

「3つの目」とは鳥の目、虫の目、魚の目のことをさします。この言葉はそれぞれどういう意味を持つのか、3つの目を身につけることでどんなメリットがあるのかについて紹介していきます。

鳥の目とは?

鳥は翼を広げて空を飛び、高い位置から獲物を探すことから、「高い視点で全体像を把握する」という意味で使われています。

物事をはじめたり進めたりする際は、広い視野を持って物事の全体を見つめ把握することが求められます。勉強であればテキストの目次部分、仕事であればプロジェクトの目的やステップを確認して全体像をつかみます。

物事全体の大まかなしくみを鳥のように高い視点から見て把握することで、厳しい状況や難しいと思える場面でも進め方をまとめられるようになり、課題が見えてきやすくなります。

虫の目とは?

虫は地面の表面という低い位置で生きていることから、「物事が進んでいる現場に立って足元を見つめ直す」という意味で使われています。

虫の目は人間とは違って複眼、つまりほぼ360度の視野を複数の目で一度に見ることができます。また細かい動きをすばやく検知する機能も持っています。そういった複眼のメリットを比喩として、物事の細かい部分をいろんな角度からチェックする目を持とうというわけです。

現場で起きるさまざまな問題に対して、深く狭くその原因を分析して、関わり合う複数の立場の人すべてにそれぞれの角度から考慮しながら判断をする視点が求められます。

魚の目とは?

魚は海や川、湖といった水の中で生活しています。水の中の世界は常に流動的で変化が激しいことから、「刻一刻と変化する流れを見失わずにしっかり読む」という意味で使われています。

特に現代は変化が早く、その流れを迅速に感じ取れていないと後れを取ったり方向性を見失ったりします。特にビジネスの世界では、流れを読めないということは致命的なダメージを受ける可能性があります。

トレンドをしっかりつかみ、常に微調整できる態勢を整えておくためには、流れを読む力が不可欠だということです。

「3つの目」を使いこなそう

鳥の目をマクロ、虫の目をミクロとした場合、高く広い視点と低く絞り込んだ視点の双方を持っていれば十分なように感じがちです。実際、物事の多くは、全体像をつかんでさまざまな課題を解決していくという動きでスムーズに進むことが多いでしょう。

しかし物事の動きが5年10年単位で動いていた時代ならそれでもよかったのが、変化の激しい現代ではまず成功できません。

たとえば会社をあげて新商品を開発するとなった場合、市場全体の状況を俯瞰してマーケティング調査を徹底的に行い、その結果を新商品の機能・デザインなどの開発に反映して、出てきた課題にひとつずつじっくり取り組んで大半が解決したとします。いい商品ができたと社内では達成感が広がるでしょう。

しかし、いざ商品が完成し販売しようとした時、すでに市場のニーズが大きく変化していたとしたら、その商品はほぼ売れません。もし魚の目を持って、開発途中にニーズの変化に合わせて商品の機能やデザインを微調整し、すばやく商品化して販売をスタートしていれば成功する確率はかなり上がります。

ビジネスの規模にかかわらず、時代の流れを読んでスピーディーに動くためには、魚の目も必要不可欠なのです。

また、「鳥の目」「虫の目」「魚の目」という3つの目のどれかが突出してすぐれているよりも、3つの目がバランスよく生かされることが重要です。物事を新しくはじめたり改善したりする際には、時代や市場のニーズがどのように流れているか、または流れていきそうなのかを「魚の目」で分析しながら、その流れに合うようプロジェクトの全体像を「鳥の目」で構築し、プロジェクトの動きの細部を「虫の目」で確認し問題点を解決していく、このような形が理想的ですね。

そして何よりも、3つの目を必要に応じてバランスよく活用することが大切です。物事全体とその細部の両方を常に行き来しながらチェックし、さらに物事の流れや傾向を読んでより適切な方向に舵を向ける。こうした視点と意識がこれからの時代には求められていると言えるでしょう。

ライタープロフィール

ことばスタイルと申します。難しいことを丁寧に説明することを心がけます。
   

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