目のコラム

経験者が教える、アイプチの基本的なやり方とコツ・注意点【アイプチユーザー必見】

一重さんや奥二重さんの多くが憧れる、幅広のパッチリ二重。あのたった一本の線があるだけで、お顔が劇的に変わりますよね…!

「出来るだけ自然に二重メイクができたらなあ」と思いませんか?

この記事ではそんなお悩みを解決すべく、アイプチ経験者の筆者が、

  • 自然なアイプチを長持ちさせる方法
  • アイプチが原因で起きるトラブルとその解決法
  • オススメのアイプチ商品

をご紹介していきます。

アイプチのやり方

まずは、基本的な「アイプチ」のやり方をマスターしましょう。

そもそも「アイプチ」とは商標・商品名のことですが、一般的な「二重のり」や「二重コスメ」の総称として用いられます。

二重のりは、二重にしたい線の位置にノリを塗り、乾いてきたらY字やI字のスティック「プッシャー」でまぶたを押し込み、皮膚同士を貼り付けることで線を作るアイテムです。

では実際にその方法をご紹介した動画で確認してみましょう。

  1. 二重にしたいラインを決め、ラインに沿って薄く塗る
  2. 半乾きになったら、プッシャーで押し上げる

というたったの2ステップです。

しかし、初心者さんやなかなか慣れない人にはちょっと難しいと感じる場合もあります。

例えば、

  • まぶたが厚いのでなかなかくっつきにくい
  • 貼り付き感がすごくて瞬きをしたときバレバレ
  • 自然な二重の線がわからない
  • 汗や、プールなどでかかる水分が怖い
  • 仕上がりが汚い

などなど、人によって様々なお悩みがあるようです。でも、落ち着いて一つ一つ解決すれば、きっと綺麗な二重メイクができあがるので、決して諦めないでください。

これらの問題を解決するには、『いろいろな商品・方法を変えて、試す』に尽きます。人の顔の造りは千差万別。同じ商品で同じ方法を取って、全員がうまくいくとは限らないのです。試行錯誤を繰り返しましょう。

また、アイプチはあくまで「二重メイク」であって整形手術ではありません。目を閉じたときに多少「貼ってる感」があったり、水分や油分に気をつけなくてはいけないのは、ある程度仕方の無いことです。そうしたほんの少しの妥協をせず強引に行うことで、まぶたを傷つけたり、腫れて余計に重くなったりしては元も子もありません。

では、試すべき様々な方法と、完成した二重を長持ちさせる方法についてご紹介していきましょう。

アイプチを長持ちさせる方法

これからご紹介する方法を一通り試してみることで、自分に合ったアイプチのやり方を見つけましょう。アイプチを上手に完成させる方法と、長持ちさせるポイントについてお教えします。

方法1「作業の前にまぶたを清潔にする」

どのメーカーを使うにしろ、まぶたをフラットな状態にしておくことは「綺麗な仕上がり」と「長持ち」のためのポイントといえるでしょう。

メイク動画を見ると、全てのメイクを終えた最後にアイプチをする人も居ます。しかしそれはかなり慣れているか、その人に合った方法なのでしょう。

「うまくいかないな」という場合、基本的にはまぶたを清潔にしてから取り掛かるほうがうまくいきます。

まずきっちりと洗顔しましょう。そしてできれば、お化粧前のまぶたには化粧水や乳液もつけないでください。

アイメイクは、二重が完成した後に行うこと。アイシャドウの後にアイプチをする人もいますが、「接着力が強力な商品」で、「アイプチに非常に慣れている」必要があります。

「長持ち」「キレイ」という面では何も付いていない皮膚の上にノリを塗った方が効果的です。

ただし、夜メイクを落とした後の化粧水や乳液などのケアについては、まぶたにもしっかり行うことが重要です。乾燥はシワの原因になったり、腫れやすくなる恐れもあります。

方法2「パウダーのアイシャドウを使う」

アイシャドウにはクリームなどもありますが、パウダーのほうが二重のりとの相性は良いと言えます。二重を作った後にクリーム系のシャドウを塗ろうとすると、ヨレたり、ノリが剥がれて汚くなる危険性があります。

パウダーをチップにとって、ポンポンと乗せるようにしましょう。そうすることで、メイク中のノリのヨレを防ぎ、日中の湿気からノリを守る(カバーする)という点でも「長持ち」に繋がるでしょう。

また、パール系のシャドウは、ノリのテカリを隠すのにオススメです。

方法3「自分に合ったラインで二重を作る」

「幅広なラインがいいな」「末広がりがいいな」など、なりたい二重があるかもしれません。

しかし、より自然な二重を作るには、自分に合ったラインを見つけることが重要です。それが、長持ちにも繋がります。もし無理に不自然なラインを作ってしまうと、メイクを直せないときに崩れてしまうかも。

自然な二重の線を見つける簡単な方法は2つ。目をギュッと閉じてから見開いたときに出来る線や、目尻とこめかみの間の皮膚を指で横に引っ張ったときに出来る線などを参考にしましょう。

それすら厳しい重めの一重の場合、「末広がりの二重」が、自然に見えるオススメの形です。日本人の多くは、「蒙古ひだ」という、目頭のひだがあります。(蒙古ひだについて、詳しくはこちら:蒙古ひだは悪いことばかりじゃない?【メリット・デメリット比較】)

平行二重にする場合、整形手術を望む人はこの蒙古ひだを切ることで、理想に近い二重になります。

二重のりだけで二重を作ろうとする場合、蒙古ひだがあるとどうしてもキレイな平行二重になりづらいときがあります。まぶたが重く厚い人ほど、そうだと言えるでしょう。

そう考えると蒙古ひだは邪魔なものですが、逆にこれを利用することもできます。

目を開いていると、蒙古ひだの上の始まりが判りづらいものですが、目を閉じるとそれがわかります。その蒙古ひだの始まりの線の延長線上に二重ラインを作るか、またはひだが大きい場合は、ひだの始まりより下から二重ラインを作ると良いでしょう。

方法4「ガッチリくっつける」

もし、「多少のアイプチバレは厭わない!」とか「慣れてきたのでうまくできる」、「まぶたが重すぎてアイプチだけでは無理!」という場合は、アイプチと二重ファイバーなどのダブル攻めをしてみましょう。

二重ファイバーは、粘着力と伸縮性のある「ファイバー」素材の糸を、二重ラインに食い込ませることで二重を実現するアイテム。

これだけでももちろんふたえは作れますが、かなり厚めのまぶたには少し不安かもしれません。そんなときは、二重のり(アイプチ)をまぶたに塗り、半乾きになったらファイバーを付ける、という方法もあります。

ただし、多少自然さには欠けるので練習が必要かも。

方法5「つけまつげを利用する」

まつげメイクは、ビューラーとマスカラのみという人もいるかもしれません。二重ラインをくっきりさせるため、つけまつげをつけてみましょう。

つけまつげは、目のキワのラインに沿った「土台」があり、そこからまつげが生えているような形になっていますよね。その「土台」が重要です。

これがあることで、まぶたがキワからグッと持ち上がる効果が期待できます。アイプチの接着をサポートしてくれるでしょう。

アイプチで起きるトラブルとその対策法

ここからは、アイプチが原因で起こるトラブルと対処についてご紹介します。

その1「まぶたの腫れ」

アイプチを常に使い続けると、まぶたが腫れたり皮膚が痛む恐れがあります。「寝ている間もつけていた方が、クセがついて良い」という話もありますが、「ノリ」を皮膚につけたままにして良いことはありません。

腫れが起これば逆に二重を作りづらくなりますし、最悪、ノリが傷にしみてアイプチを塗ることすらままならなくなります。

また筆者の経験では、寝ている間に付けても、さほど「クセ付け」に効果がありませんでした。就寝時や、お休みの日に家から出ないときなどは、まぶたを休ませてあげましょう。

その2「”ものもらい”や”結膜炎”などの眼病」

もともとアイメイクは眼球や粘膜の近くで行うものですから、かなり気を配らなくてはならない作業です。しかし毎日のメイクに慣れてしまい、あまり「目」自体に気を掛けなくなっていませんか?

キレイな二重になることばかりに集中して、まつげや目尻、目頭などを指で直接何度も触ったり、見開きすぎて目が乾燥したり、ゴミやノリが入ってしまったりと、危険がいっぱいな行為であることを再認識しましょう。

慣れるまでは練習が必要なので、長い時間目をいじることになりますが、少しでも腫れを感じたら練習を一旦中断してください。また常に清潔な手で作業すること、爪に気をつけることは重要です。

その3「アレルギーを起こしてしまう」

毎日使い続けることで、アイプチに含まれる天然ゴムの成分「ラテックス」に、突然アレルギー反応を発症する場合もあります。

負担が掛かっている皮膚に塗り続けたり、カサカサになって染みるのに我慢して使用を続けると、取り返しが付かなくなります。そうした兆候が見られたら使用を中止し、暫くは清潔に保ちましょう。

どうしても二重を作りたい場合は、ファイバーなど別の商品を使用しましょう。傷がある場合、傷口に触れないよう細く切ったアイテープも使えるでしょう。

その4「眼瞼下垂症」

これはまぶたに現れる症状で、まぶたが垂れ下がってくることで目が開きにくくなってしまうものです。長年のアイプチの使用や、アイプチを除去するときに引っ張ったり、強くこすったりする結果、眼瞼下垂症になってしまう恐れがあります。

こうなってしまうと、まぶたを切除する手術が必要になってしまいます。二重手術をしないためにアイプチをしてきたのに…本末転倒ですよね。

そうならないためにも、「アイプチをしている間は常にまぶたに負担が掛かっている」という意識を持ちましょう。そしてメイクを落とすときは、絶対にこすらないこと!お湯でノリが溶けるのを待って、優しく撫でるように。

また、ノリの成分が残っている状態も良くないので、キチンと落としきるように心がけましょう。

その5「身近に起こる、アイプチの間違った使用によって起こる問題」

このように、アイプチのやりすぎや間違った使用によって痛い目を見てしまう人は、大勢居るんですね。

まぶたや眼球など、物理的な病気にかかってしまう人のほか、一度アイプチで世界が変わったため「二重メイク無しでは絶対に人前に出られない」という強迫観念に陥る人もいます。

アイプチは一時的な「メイク」に過ぎないということをよく理解して、適切な使用を心がけましょう。

おすすめのアイプチをご紹介

ここからは、オススメのアイプチ商品をご紹介していきます。

アイプチ初心者向け

初心者向けと上級者向けに分けていきますが、初心者向けは、「完璧さ」よりも、まぶたに負担が掛かりにくかったり、「線の跡を付ける」「作業に慣れる」ことに重点を置いています。

オートマティックビューティ(AB)ダブルアイリキッド/856円

パッケージに堂々と表示される、「初心者でも簡単 しっかり接着ふたえ!」の文字。心強いですね~。
つけまのりとしても使えるので、この1本が活躍します。

キューティ・キューティ キューティキューティZ/473円)

プチプラですが、性能が悪いわけではありません。筆者も使用経験ありで、現在も「つけまのり」として使っていますよ。

Mezaik メザイクフリーファイバー60個/1,200円

ファイバーは皮膚同士の貼り付き感がないので、下を向いたり瞬きをしても、のりタイプより自然な仕上がりになります。整形手術で糸を埋め込む感覚に近いので、練習次第でかなりホンモノに近くなりますよ。二重のりより水に強いのも特徴です。

筆者はこの商品を数年使い続け、今ではすっぴんでも二重になり、一重に戻らなくなりました。個人差はありますが、そのような効果も期待できるかもしれません。

アイプチに慣れてきた人向け

上級者向け商品は、接着力が強くやり直しが効かないため、失敗したら初めからやり直す必要のあるもの、技術力が必要なものなどがメインとなります。

GR ガールズメーカーエタニティライン リアルふたえメーカー/1,296円

こちらかなり強力な接着力で、落とすときは専用リムーバーでないとまぶたを痛める危険性もあるほど。
接着ラインに失敗したら、「リムーバーで落としてからアイメイクやり直し」のリスクがあるので、ある程度線が付いてきた人や慣れている人にオススメ。

アストレアヴィルゴ アイビューティフィクサーWP/1,296円

こちらも強力接着タイプ。失敗したらクレンジングが必要なので、まぶたのことを考えると1度のメイクで何度もやり直しが効かないものです。
クレンジングシート必須かもしれませんね。

Mezaik メザイク ストリングファイバー60個/1,790円

こちらは初心者向けでご紹介したメザイクの強力版。初心者が使用した感想は、「切れやすく、接着した跡縮むので使いにくい!」

…しかしそれは上級者向け商品だからなんです!

ファイバーを引っ張る力加減と、まぶたに貼り付ける「幅」などの条件をうまくクリアした人にこそ、その効果を発揮するじゃじゃ馬…。でも、使いこなせば無敵ですよ。

まとめ

アイプチは、使いこなすことが出来れば「人生が変わる」と言っても過言ではないアイテム。

常に二重でいたい人やイベントのときだけでいい人、まぶたの厚い人、奥二重の人、いろんなニーズがあることでしょう。自分の目の形や商品の特徴、またリスクについてもよく理解し、正しく、自分に合った方法で二重メイクを楽しみましょう。